[深セン] 皇岗口岸廃止、新たに蓮塘口岸開設!!

コラムでは、物流に関する記事だけでなく世界各国の空港情報や旅行情報など、幅広く記載させていただきます

[深セン] 皇岗口岸廃止、新たに蓮塘口岸開設!!

2019.07.08/

 

現在、香港深セン間の越境ポートが大幅に変更されようとしています。

 

オプテックエクスプレス、中国通関士の王と申します。

今回税関から発表された計画で、深センにある各ポートでの機能および開庁時間が大幅に変更されることがわかりましたのでコラムにまとめたいと思います。

 

大きな変更点

  1. 1. 羅湖ポート、福田ポート、皇岗ポート、文锦渡ポート、沙頭角ポートには旅客検査機能のみを残す
  2. 2. 深セン湾ポートでは旅客検査機能と貨物通関機能を持たせる
  3. 3. 新たに蓮塘ポートを開設し、深セン湾ポート同様に旅客検査機能と貨物通関機能を持たせます。

今まで24時間貨物通関機能を持つポートとして一番利用されていた皇岗ポートは2019年9月末(予定)をもって旅客のみに縮小されることになりました。

 

深セン東部で越境する場合はすべて蓮塘ポートから入境し、深セン西部で越境する場合はすべて深圳湾ポートから入境する事となりました。

これを「東進東出、西進西出」と言います。

 

聞くところによると、将来的には深セン湾ポートも24時間通関に変える可能性があるとのことです。ポートの現状に基づいて、深圳湾ポートにおける一般車(ダブルライセンス)の24時間旅客検査を徐々に推進します。そして、皇ポートでの貨物通関機能を中止した後、深圳湾ポートの貨物検査24時間化を推進します。最終的には深圳湾ポートの全面的な24時間の通関を実施します。(税関の具体的な実施に準じる)。

 

蓮塘ポート概要

蓮塘ポートは2013年11月に正式に建設工事を開始し、現在の全体的な工事(「ワンストップ」プロジェクトの建設を除く)はほぼ完成しています。敷地内の施設95%が完成し、検査機関の設備の設置段階に入っています。今年の第3四半期は開始が期待されます。
蓮塘ポートが運営開始後、旅客や貨物の流量によって旅客検査の24時間通関が実現されるかどうかを決めます。(税関の具体的な実施に準じる)。

蓮塘ポート場所:位于羅湖区蓮塘街西南、羅沙路の北側、南は深圳河まで。
皇岗ポートから蓮塘ポート約13KM、車で25分。
皇岗ポートから深圳湾ポート約20KM、車で30分。
蓮塘ポートから深圳湾ポート約30KM、車で45分。

 

蓮塘ポートは二つの大きなメリットがあります。

◎深センで初めて税関、検査検疫を同時に同じ場所で実施可能な点
◎今まで全てのポートでは香港と深センでそれぞれ境界制限区域がありました。香港区民にとって初めて、公共交通や自家用車で香园围ポート(蓮塘ポートの香港側の呼び方)まで自由に入ることができるようになりました。

 

 

既存港の現状
皇岗ポートは深セン市福田区南に設立し、2003年1月に24時間旅客検査を実施した、中国で初めて24時間通関を実施した港であり、現在の香港-深セン間で唯一運行されている24時間通関港です。しかし完成してから30年の年月が経ちました。日々進化していく通関環境や深圳の都市イメージに反し通関効率と検査方式も現在流通している貨物量の需要を満たしにくい状況となっていました。

 

 

深圳各ポート時間表(現時点)

 

以上です。
弊社は中国の通関免許を取得しております。

通関でお困りのことがあればいつでもご連絡ください。

 

 

[2019年]イギリス向けハンドキャリーの通関規定(旅具通関/業務通関)について

2019.04.06/

        

今回はイギリス向けハンドキャリー時のイギリス税関規定について記載させていただきます。

当社は法人向けハンドキャリー専門会社となりますので、商業貨物のハンドキャリー輸入が前提となります。

よって、個人の旅行者向けとは内容に差がありますので予めご了承ください。

(さらに…)

[2019年]ベトナム(ホーチミン・ハノイ)ハンドキャリーの輸出入通関規定(旅具通関/業務通関)について

2019.04.03/

今回は、ベトナムでのハンドキャリー荷物における税関規定についての記事を書きます。
主にベトナムのハノイ・ノイバイ空港とホーチミン・タンソンニャット空港の規定を参考にしています。

ベトナム – 日本間のフライトは本数こそ多くはないものの、ホーチミン・ハノイ共に深夜便と早朝便があるのでハンドキャリーを使うメリットは大きいです。

夜中22時に荷物が空港に到着できれば翌日朝8時には成田空港に到着、もしくは朝4時までに荷物が空港に到着すれば同日15時には成田に到着というスケジュールがほとんどです。

ありがたいことに今年はベトナム発着のハンドキャリーがとても多かったのですが、複雑なベトナムの通関事情を都度ご案内するのに時間がかかってしまいましたので、このコラムで整理しておきたいと思います。

(さらに…)

[2019年]タイ(バンコク)ハンドキャリーの輸出入通関規定(旅具通関/業務通関)について

2019.04.02/

今回は、タイ(バンコク)向けのハンドキャリー貨物における税関規定についての記事を書きます。
今回はバンコクのスワンナプーム国際空港の規定を参考にしています。

(さらに…)

[2019年]台湾桃園国際空港でのハンドキャリー輸出入通関規定(業務通関/旅具通関)

2019.04.01/

 

 今回は以前よりお問い合わせいただく台湾でのハンドキャリー通関についてコラムを書きます。

 

台湾には20,000人以上の日本人が住み、日系企業も多く、日本から近いということもあり出張者の方々も頻繁に台湾 – 日本間を行き来されていると思います。その際に自社のサンプル品をハンドキャリーすることなども多いのではないでしょうか。

ただ、あまり税関規定を理解していないがために、密輸などの法律違反をしてしまう人が多いです。

(さらに…)

[2019年]アメリカハンドキャリーの輸出入通関規定(旅具通関/業務通関)について

2019.04.01/

 

今回はハンドキャリー貨物におけるアメリカ輸入通関規定について詳しく書いていきたいと思います。

後ほど詳しく記載しますが、規定に一部変更がありましたので現時点の最新の情報をアメリカ税関のホームページを引用してご案内いたします。

(さらに…)

[2019年]韓国仁川ハンドキャリー輸出入通関規定(業務通関/旅具通関)

2019.04.01/

今回は韓国におけるハンドキャリーの税関規定についてのコラムを書いてみようと思います。

韓国は日本と同様にハンドキャリーがとても盛んな国です。
ただ日本と少し違うのは近隣諸国の向けの混載ハンドキャリー業者が多いように思います。

混載の場合は複数の荷主さんの荷物をまとめて毎日決まったフライトで中国や日本に運ぶというものです。

今回のコラムでは混載用ではなく、チャーターハンドキャリー時の輸出入について詳しく書いていきたいと思います。

(さらに…)

[2019年]インドハンドキャリーの輸出入通関規定(旅具通関/業務通関)について

2019.04.01/

本日は、インド向けのハンドキャリーの税関規定についてコラムを書きます。

当社にはインドにもハンドキャリアーが複数名おります。デリー、バンガロール、チェンナイ、ムンバイにて待機しております。
そのためインド発のハンドキャリー、業務通関や集荷・配送なども対応しておりますので、まずはお問い合わせください。

(さらに…)

[2019年]ハンドキャリー超過料金(箱数)計算 節約の方法

2019.02.01/

ハンドキャリーの費用で大きな負担になる超過手荷物料金の節約方法をコラムにしようと思います。

航空会社により超過手荷物料金の差というより、どの航空会社でも使える節約方法をお伝えいたします!

 

ハンドキャリーの手配をしたお客さまのお荷物は1箱15KGで合計10箱150KGありました。

1箱のサイズは3辺の和が55cm(24*14.5*16.5cm)です。

 

フライトは関空から浦東空港(上海)のMU(中国東方航空)利用です。

早速、MUの規定を確認してみます。

 

中国ハンドキャリー詳細についてはこちらを参照ください。

 

 

エコノミークラスでは1人2個までが無料となります。

個数超過は、1個目:CNY1,000 2個目以降:CNY2,000 となっています。 (さらに…)

2018年 新年のご挨拶

2018.01.04/

平成30年 新年あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

皆様 、お正月はいかがおすごしでしょうか。

弊社では元旦からハンドキャリーのご依頼をいただきまして通常通り業務を行っておりました。

ハンドキャリー業務の合間に初詣などのお正月行事を行い一応のお正月気分を味わうことができました。

 

話は変わりますが、平成30年は戌年です。

中国では日本以上に干支を気にしており、一番人気の亥年(金運が最も良い)には企業の投資が増えたり、家庭では子供の出生率が一気に上がったりします。私も以前5年ほど中国で生活していたこともあるので毎年の干支については簡単に調べていますので、今回のコラムではその内容を共有して新年のご挨拶とさせていただこうと思います。


この戌年、十二支のうち、11番めにあたります。

 もう少しで十二の暦がひとめぐりしようという頃で、季節でいうと晩秋に例えられます。それは、これまで時間をかけて育ててきた作物を収穫する時期です。

 戌年は「結実」を表す年でもあるのです。ビジネス、勉強、家庭での取り組み、人間関係……これまで続けてきたさまざまな取り組みに、きっと良い結果が表れる年になるでしょう。努力が報われる、形になるのが、戌年なのです。

 一方で戌年は、収穫を終えて、ひとつ息をつく季節でもあります。いままで築いてきたものに対して、よし、という結果を得たら、気持ちを切り替えましょう。戌年はまた、次なるステップへの準備の年とも位置づけられています。なにかをがらりと変えるための、仕込みの年なのです。

 戌年の次、2019年は十二支の最後である亥年です。そして2020年は子年から、再び新しい十二支が始まります。2020年にどうありたいのか、なにをしたいのか。それを考えて動き始め、種を撒きはじめる。2018年はそんな年にもしたいものです。

引用元: AERA.DOT


戌年はよく10月〜11月の季節と例えられるようです。

いままで努力してきたことが実が結び結果を得られ、また翌年からの準備を始める時期ということですね。

 

弊社はまだまだ努力の期間が短いので結果が得られるほどは至っておりませんが、2017年は新規のお客さまが多く、またその新規のお客さまからは弊社サービスに対して比較的高評価をいただけたことは素直に嬉しかったです。

 

2018年はハンドキャリーサービスのブラッシュアップをして、よりたくさんのお客さまと出会えるために国内拠点を増やす予定です。まだまだ至らない点はあるかとは思いますが、精一杯頑張っていきたいと思いますので本年もよろしくお願いいたします。

 

 

日本産牛肉、台湾への輸出が再開

2017.10.28/

日本でのBSE(牛海面脳症)の発生により、

2001年9月以降、台湾は日本産牛肉の輸入を禁止していました。

その後日本政府が牛肉の輸入再開を求め、長年に渡り台湾と協議を続けてきた結果、

2017年7月17日、台湾衛生局が16年ぶりの日本産牛肉の輸入再開を発表しました。

2017年9月22日、厚生労働省は都道府県に向け、『対台湾輸出牛肉取り扱い要綱』を通知し、

10月からは日本産牛肉の台湾への輸出が始まっています。

 

台湾は九州ほどの国土面積を持ち、2017年現在の人口は2,355万人。

2016年の台湾からの訪日者は417万人、人口に比して非常に多く、

日本からの農林水産物・食品の輸出額も、香港・アメリカに続き、台湾は第3位の931億円。

日本にとって、台湾はモノの行き来も活発で、とても親交の深い国です。

さらに台湾では牛は農作業用の家畜であり、牛を食する文化はありませんでした。

そのため牛肉の生産量は少なく、ほとんどが海外からの輸入に依存しているという状況から、

国産牛肉の有望な輸出先として、台湾市場に対する期待が高まっています。

(さらに…)

50年ぶりの輸出入通関官署自由化へ〜東京税関の役割とは〜

2017.10.17/

東京税関

 

2017年108日より、通関の体制が大きく変わりました。

『輸出入通関官署自由化』制度―実に50年ぶりの大きな変革だそうです。

従来は貨物の輸出入の申告先は、貨物の蔵置場所を管轄する税関であることが原則でした。

 

しかし、現在ではAEO事業者であれば貨物の置き場所に関わらず、

函館、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、門司、長崎、沖縄と

全国9つある税関のどこにでも申告できるようになりました。

 

この場合のAEO事業者とは、輸出者・輸入者・通関業者であり、

AEO(Authorized Economic Operator)とは税関長にそのセキュリティ管理と

法令遵守の体制を評価認定された事業者のことです。

(さらに…)

メキシコシティ~成田経由~上海浦東向け NFO(国際航空貨物便)+ハンドキャリーの複合輸送を行うメリットについて!

2017.09.11/

本日は、外国から航空貨物で成田に到着した荷物を保税の状態のまま、成田から上海へハンドキャリー案件をご案内いたします。

 

 

このような手配をするのは様々なシチュエーションが考えられますが、今回はこのような内容でした。

 

NFO(Next Flight Out)にて南米から発送する中国向けの荷物を日本までは航空貨物として輸送し日本→中国をハンドキャリーとして輸入というものです

 

NFOというのはよくハンドキャリーを得意とする航空フォワーダーがよく使う用語なのですが、ハンドキャリーによる緊急手配の知識や経験を活かして、航空貨物を最短最速で手配を行う輸送種類のひとつをお考えください。 (さらに…)

ちょっとした日本酒の輸出についてのお話

2017.09.08/

本日は日本酒の輸出についての記事を書いてみようと思います。

 

国税庁によると、平成28年度の酒類の輸出金額は、対前年比110.2%の430億円。

5年連続右肩上がりの過去最高だそうです

品目別でのシェアは、清酒36.2%、ウイスキー25.2%、ビール22.1%。

清酒の輸出総額は156億円と、7年連続過去最高を記録しました。

世界的な和食人気に伴って、海外でも日本酒 “SAKE”の愛好家が年々増えているようです。

そして、現在さらなる海外市場の拡大を目指し、

行政はもとより、酒造メーカー・流通業者・JETROなどが連携して、

日本酒の輸出促進のための様々な取り組みが行われています。

Sakeの海外戦略:1~世界に広がる日本酒、注目のマーケットは?

http://hanjohanjo.jp/article/img/2016/07/05/6138/29347.html

  (さらに…)

国内航空貨物+国際ハンドキャリーの複合輸送サービスでコストメリット大!

2017.09.06/

今回は国内貨物便+ハンドキャリーの複合的な輸送サービスについてご案内させていただきます。

 

 

今回は福岡に貨物があり、そこから成田へ荷物を持ってきて、ハンドキャリーで成田→台湾へ輸送となります。

国内便のハンドキャリーを行う際、本来であれば福岡→成田→台北への超過手荷物費用というのは1回払えば完了となりますが、国内便と国際便が違う航空会社(アライアンス)の場合や、乗り継ぎ時間によっては超過手荷物費用が2回かかる場合もあります。

 

また、地方空港であればあるほど、キャリアーが現地にいないことが多く、主要都市から向かうという作業が別途発生し、

そのために最短のフライト手配ができないということがございます。 (さらに…)

品質決定の方法、時期と場所について

2017.09.04/

貿易取引においては商品名だけでなく、商品の品質について明確に定めなければいけません。そこで今回は、貿易契約における品質の決定について、具体的に説明していきます。

 

  • 品質の決定方法(商品の特性によって適切な方法が採用されている)
  •  
    • 見本(sample)によって決定・・・繊維製品や雑貨等加工品に用いられることが多い。見本と引き渡された商品が同一であることが必須。もし両者に違いがあった場合には、解約になることもあるので注意すること。できれば送付した見本の控えは保管しておくこと。そして、売約書には”similar to sample”等の文言を用いておくと安心である。
    • 仕様書(Specification)によって決定・・・写真やカタログなどを用いて仕様書を作成し品質を決定する。大型機械など見本を送付できない商品などに適用。
    • 銘柄、商標(Brand, Trade Mark)によって決定・・・見本を使用せずに、商標やブランドによる。有名ブランドの商品などが該当する。
    • 標準物(Standard)によって決定・・・米や麦などの穀物は天候等の影響で年によって作柄が異なるため、等級で定められた標準物で品質を決定する。もし、標準物と現物とに相違があった場合には代価調整を行う。

商品によっては一級品ばかりを揃えることが困難なものもあると思われる。その場合は予め二級品混入の許容量を決めておき、売約書にその旨を記載しておくとよい。

 

 

 

  • 品質決定の時期と場所

品質保証をどこまで売主が行うのかについては、売買当事者で取り決めてあればそれが優先されるが、取り決めがなければ貿易条件の原則通りとなる。従って、FOBCIFのような船積品質条件(船積時点までの品質を保証)であっても、買主から陸揚品質条件(陸揚時点までの品質保証)を要求され(買主からの注文書に記載されている)、それを売主が承諾すれば売主は陸揚げまでの品質を保証することとなる(特約優先)。

 

  • 検査証明書について

船積品質条件の場合売主は検査機関が発行した検査証明書Inspection Certificateを買主に提供することで品質保証の責任から免れると解されているが実は日本の検査機関が発行するこの証明書は検査済みであるという証明にすぎず必ずしも契約通りの品質を保証しているものではないできれば売約書には”Inspection Certificate by (検査機関の名称) to be final”の文言を入れておくと安心である陸揚品質条件の場合には予めどの検査機関によって検査を受けるのか決めておくことが必要

ハンドキャリーだけではありません! DHLを利用したアメリカ輸出代行サービスの記録

2017.09.02/

今回のコラムではハンドキャリーではなく、国際クーリエ便(DHL)について書いてみようと思います。

 

 

先日、日本のお客さまより「アメリカにある医療機器の貨物をDHLで送りたいのだが、この貨物は弊社では輸出できないと言われて困っている」とのご連絡を受けました。

 

詳細を確認していくと、こちらのお客さまはアメリカに会社を持っておらず、アメリカにいる知人の個人名で輸出をしようとされていたようです。ただ、医療系などの特定貨物は個人の名前で輸出をするのは手続きが複雑化してしまいます。

 

そこで当社のアメリカにある貿易会社を輸出者にして発送することにしました。

アメリカの個人の方と当社アメリカ側で貨物を買い取るような流れにし、輸送はDHL利用しました。

 

本来、DHL利用の場合は輸出通関費用などもすべて込みとなりますが、こういうケースの場合は別途この貨物のために輸出申告をかける必要があります。当社にて業務通関をし輸出許可番号を取得し、その番号をDHLに伝え、無事にアメリカから日本に入ってきました。

 

DHLの輸送費用も当社のコーポレートアカウントを利用することで、通常よりもお安く、そして日本国内ですべて後払い精算が可能となります。

 

当社はハンドキャリーがメインの会社ではありますが、お客さまからの様々なご要望に対応していこうと思っておりますので国際クーリエのサービスも一部行っております。

 

DHL便が使える地域であれば世界どこでも対応できますので、何かありましたらお問い合わせください。

 

 

台湾桃園空港~ベトナムハノイノイバイ空港へのハンドキャリー

2017.09.01/

台湾発ベトナムハノイ向けのハンドキャリーを先日行いました。

    

 

 

お問い合わせが入ったのは19時ごろ、翌日7時のフライトで台湾→ハノイへのハンドキャリーを行うというものでした。

時間にゆとりもあり比較的簡単なハンドキャリーと思われましたが、ひとつ問題が。

 

当社の台北在住の日本人ハンドキャリアーさんが先日ベトナムに行っており、ベトナム出国から30日経っていないためベトナムへフライトできないということが判明しました。ベトナムの出入国管理局の日本人に対するビザルールは頻繁に変わるので今後どうなるかはわかりませんが、ハンドキャリーが発生した時点のルールでは日本人はベトナムにノービザで入国する場合は最後にベトナムを出国してから31日以上あいていないといけません。 (さらに…)

小口貨物の輸出について ~国際宅急便・国際郵便~

2017.08.31/

小口貨物の輸出について

 

小口貨物を海外に送る時は、国際郵便やDHLFedExUPSなど

国際宅配便が便利です。

簡易通関というシステムを利用して、事前に貨物の申告をすませることで

通関を迅速にし、ドアツードアで海外の相手先に届けてくれます。

国内でも大手のヤマト運輸の国際宅急便や佐川急便の飛脚国際宅配便を

はじめとして、多くの物流業者が国際宅配便を扱っています。

国際宅配便の料金は会社によって異なりますので、郵送料の見積もりの際には、

頻度や輸送量によって、営業の担当者と料金を交渉することもできます。

 

国際郵便にはEMS、航空便、船便といった郵送方法があり、

相手に届くまでにかかる日数と料金は、郵便局のホームページから

確認することができます。

たとえば重さ3キロの貨物を台湾に送る場合、

EMS2日で届き、料金は4,300円、航空便は6日で3,450円、

そして船便は2週間で2,200円となっています。

  (さらに…)

緊急手配!深夜から始まる江蘇省集荷~上海浦東空港~成田空港へのハンドキャリー

2017.08.31/

先日、中国江蘇省集荷~上海浦東空港発成田空港向けのハンドキャリーを行いました。

 

中国ハンドキャリーの詳細はこちらを参照ください。

 

 

いつも対応しているハンドキャリーと少し違うのは、お問い合わせが入ったのが深夜12時すぎでした。

当社は24時間365日体制をとっておりますが、日本のお客さまから深夜に連絡が来ることは稀です。

基本的にはアメリカ本土やヨーロッパなどの現地のハンドキャリー会社からの問い合わせがほとんどです。 (さらに…)

価格の建て方について ~コストプラス方式とブレイクダウン方式について~

2017.08.28/

今回は、価格の建て方というテーマで進めてまいります。

 

  1.  コストプラス方式とブレイクダウン方式
  2.  
    • コストプラス方式

売主が価格を設定する場合に、基本的な方法としてコストプラス方式というものがあります。これは、必要な費用を単純に足していく方法です。ですから、貿易にあまり慣れていない場合には、この方法で価格を算定していくことが多いようです。たとえば、あるメーカーがFOBで自社製品を輸出する場合を例に取ってみましょう。まず、製造原価ですよね。それに、倉庫から港まで輸送しますので、国内運賃と国内保険料をプラスします。もし、メーカーではなくて、商社が輸出するのであれば、メーカーからの仕入価格がベースとなり、それに国内運賃と保険料がプラスされることになります。さらに、輸出税や輸出通関費用、船舶への積込費用をプラスします。

 

また現行では、原産地証明料や領事査証料も建値に含めることが多いです。

・利点 単純に足していけば良いのでさほど困難ではない。

・欠点 市場の相場よりも高い価格を算定してしまった場合には、競争力という点で問題あり。 (さらに…)

ハンドキャリーでも重要!貿易の基礎~FOB とCIFの違いについて(2)~

2017.08.21/

  • FOBCIFのちがい(2)

 前回に引き続きFOBCIFを取り上げ、両者の違いを具体的に説明していきます。

 

FOB

 

  1. 売主の義務

・買主より指定または回船された船舶に物品を積込む(ただし日本では売主が手配している)

・積込まれたことを買主に通知(もしこの通知を怠れば、輸送中の危険は売主の負担)

・船積みを立証する運送証券を入手

・船舶の甲板上に積込むまでの一切の費用と危険を負担

・輸出通関費用の負担

  1. 買主の義務

・船舶の手配(日本では売主がすることが多い)とその旨の通知

・商品を船内に積付ける費用を負担(ただしLiner Termsという運送の形態では船主負担、つまり船会社が負担するため、運賃に含まれている)

・商品引渡し後の費用と危険を負担

  1. 所有権と危険の移転

どちらも原則として船積時に移転現行では代金支払いを確保するために所有権は船積の時点で一部だけ移転決済完了時点で完全移転具体的には船荷証券を単純指図式to order と記載または売主の指図式to order of shipperと記載

  1. 決済

商品引渡し完了と同時に代金を支払うのが原則(現実的引渡し)、現行では荷為替手形【為替手形に船積書類が添付されたもの】による決済が常態(象徴的引渡し(さらに…)

ミスをしてはいけない理由 ~輸出入書類~

2017.08.20/

貿易書類―ミスをしてはいけない理由

 

モノの輸出には、出荷から代金回収までに、さまざまな関連書類が付随します。

基本のINVOICEPACKING LIST・船荷証券(B/L)から、

取引内容や物品によって、原産地証明、商品の規格書、安全データシート、

貨物の海上保険証券、それに銀行に提出する為替手形など、

多くの書類が要求されることもあります。

書類はモノの流れとともに、様々な人の目に触れ、国境を渡る大切なものです。

書類上の些末なミスで、相手国での輸入が許可が下りないことや、

代金の回収までに時間を要すること、最悪不払いのリスクなど、

大きなトラブルに繋がってしまうこともあるのです。

 

『輸出における書類と情報および貨物の流れ』

https://www.jetro.go.jp/theme/export/basic/trading/procedure.html (さらに…)

ハンドキャリーでも重要!貿易の基礎~FOB とCIFの違いについて(1)~

2017.08.13/

  • FOB CIFの違いについて

 

「どうも貿易はとっつきにくいし、用語もむつかしそうだ!」

 そんな声をよく耳にします。確かに、貿易を理解しようと思うと、基本的な用語はもちろんのこと、売買契約のこと、為替のこと、海上保険のこと、輸送のことなどを広く深く見ていく必要があるようです。確かに、一度に全部を学ぼうとすると、ちょっと気が遠くなりそうですよね。そこで、これから貿易をはじめてみようかな、という人にとって、その第一歩となるようなトピックを選び、少しでも興味を持っていただけるようにコラム形式で書いていこうと思います。ですから、かなり経験を積まれた方には、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。でも、改めてなぜ?という疑問を持ちながら読んでいただけると、案外、新しい発見があるかもしれません。

 さて、今回のテーマは代表的な貿易条件であるFOBCIFです。

 

知ってるよFOBFree on Board の頭字を取った略語でCIFCost, Insurance and Freightの略でしょ

 

 はい、正解です!

 それではここからもうすこし深堀してみましょうFOBは丁寧に言うとFree from all liabilities on Board the Vesselとなります長いですねですから通常はFree on Board 本船渡しで構いませんつまり売主は船舶vessel甲板上on boardすべての責任all liabilitiesから免れるfreeという意味なんです要するに輸出者は船舶の甲板に約定品を載せた時点ですべての責任から免れますよということなんですね言い換えると売主は本船に品物を積み込むまでの一切の費用を負担しますということですね

 さて、一方のCIFです。こちらは、港に停泊中の船舶に物品を積み込む費用(本船積込原価C)に、仕向地(しむけち)までの海上保険料(I)と運賃(F)を含む価格の立て方を言います。 (さらに…)

信用状(L/C)での決済について

2017.08.09/

輸出した貨物の代金の決済方法として、信用状(L/C)、

荷為替手形(D/A, D/P)、送金(T/T)などがあります。

L/C決済は貿易のリスクを回避する、比較的安全な取引ですが、

決済までに日数とコストがかかり、書類作成も煩雑なことから、

近年ではL/Cの利用は減少する傾向にあります。

 

しかし、L/C取引の知識は、貿易取引の流れを理解するために、

とても役に立つものです。

 

Connectivity and more for multi-banked corporateshttps://www.swift.com/our-solutions/corporates?akcorpredir=true

 

信用状L/CLetter of Credit)とは―

L/Cは輸入者が取引銀行に依頼し、銀行から商品代金の決済として、

輸出者に向けて発行される書状です。

輸出者は、L/Cの受益者(Beneficiary)であり、

発行銀行は輸出者に対して支払いを確約します。

それにはL/C条件に合致した書類を、

輸出者が提示することが条件になります。

輸出者は自国の銀行に書類の買い取りをしてもらい、

その後買取銀行が発行銀行に書類を発送するとともに、

支払いの要求をします。

買取書類の流れは、輸出者→輸出者の銀行→発行銀行→輸入者、

代金の流れとしては、輸出者←輸出銀行の銀行←発行銀行←輸入者となります。
(さらに…)

日本産食品の輸出で注意すべき点 ~台湾の輸入規制強化~

2017.08.01/

輸出総額1兆円――日本政府は2020年までに、日本産食品の輸出額を

年間1兆円規模にする、という目標を掲げています。

“ジャパンブランド”食品の輸出の拡大――、

現在多くの自治体でも地域の特産物を世界に向けて発信するため、

生産者や販売業者を支援しています。

農林水産省によると、食品の輸出は2013年から4年連続で増加し、

2016年の輸出実績は7,502億円。

今後ますます発展すること期待される食品の輸出には、

どんな注意が必要でしょうか?

 

2011年原発事故後の諸外国の輸入規制

 

20113月の福島第一原発の放射能汚染に伴い、

日本産の食品には諸外国・地域で輸入規制が講じられています。

国によりそれぞれ規制は異なりますが、

日本の特定の地域・特定の食品の輸入停止、

輸入時に産地証明や放射性物質検査証明書の提示と、

輸入検査の強化などが、主な措置になります。

しかし国の働きかけもあり、多くの国で規制が撤廃・緩和されつつある中、

一方では取り締まりが厳しくなっている国もあります。

日本の食品輸出相手国第3位、台湾です。

  (さらに…)

食品のみならず!守られている私たちの食の安全

2017.06.27/


  • 輸入食品のお店。
    珍しいものが沢山並んでいるので、筆者もよく行きます。
    (掲載元: タウン情報ラズダweb KALDI COFFEE FARMゆめタウン出雲店 店舗情報ページより)

 

  • 最近は大型ショッピングモールや大きな駅の近くなど、そこかしこに輸入食品のお店が沢山出店していますね。普段行く様な国産の生鮮食品を多く扱うスーパーとはまた違った品揃えに、見ているだけでワクワクしてしまいます。どういう素材でできているのか、どんな味がするのか、見当もつかないような外国のお菓子や、オーガニックのお茶など。少し値は張るけれど、魅力的な商品が目白押し。何しろ”輸入”食品ですから、現地ではもっとお手頃な値段で手に入るかもしれませんが、日本に居ながらにして諸外国の庶民の味(?)が味わえるので、輸送費や関税などの分値段が高くなっていても、おトクな贅沢かもしれませんね。

 

沢山の商品が所狭しと並ぶ輸入食品店。でも、何でもかんでも日本に輸入できるわけではありません。これは国内に病原菌や寄生虫などを持ち込ませないためで、水際、つまり税関できっちり取り締まられています。正確に言うと食品検疫局という、厚生労働省管轄の機関が国内に入る食品類をチェックしていて、そこで許可が降りてから初めて、税関で輸入申告に入ることができる、という流れになっています。

(さらに…)

Origin〜旅する貨物〜

2017.06.21/

我が家のオーディオプレーヤーは、日本のメーカーで、中国製でした。
(筆者撮影)

 

あなたの家の家電は、どこの国のものですか?パソコンは?電子レンジは?中国製?日本製?はたまたスイス製?

 

メーカーが日本のメーカーであっても、製品は台湾製、なんてことはザラにあることは皆さんご存知の通り。日本のメーカーびいきのあなたも、どこの国で作られたか気になって、改めてテレビの裏側の目立たないところにある刻印を見てみると”MADE IN CHINA”。日本の電子機器メーカーが生産を国外で行うことは、もはや当たり前の様に行われていますね。

 

ではこの”MADE IN CHINA”のテレビ。液晶板も中の基板もフレームも部品を止めているネジも、全てが中国製でしょうか?

 

答えは、多くの場合が”No”でしょう。

(さらに…)

その可能性は無限大?海上輸送のポテンシャル

2017.06.13/

風を受けて走る帆船。
(掲載元: Wikipediaより)

 

 

人々は古くから船を使って荷物を運んできました。港の側に街は栄え、たくさんの文明もそこで生まれてきました。燃料を使うことの無い帆船やいかだなどの時代から、現代では大きな石油タンカーやコンテナ船、LNG船やLPG船などの液化したガスを運ぶ船、自動車の運搬専用の船など、有形・無形、実に様々なものを運ぶための船が活躍しています。

 

今もなお廃ることの無い船での輸送。理論上では、船というものはどこまでも大きくできるそうで、まさに無限の可能性を秘めた輸送機器と言えるのではないでしょうか。そんな万能とも呼べる船での輸送にも、弱点と言えるものがいくつかあります。

 

(さらに…)

貨物専用機と旅客機の貨物スペースの違いについて

2017.06.06/

 

こちらは貨物専門の航空会社、日本貨物航空の飛行機です。
(掲載元: 世界の旅客機図鑑より)

 

 

ハンドキャリーも、行く先や航空会社によって荷物の大きさや個数に制限があることがありますが、一般に貨物の高さ制限は、海上輸送ならば210cm、航空輸送ならば160cm、と言われています。その根拠となるのは、海上輸送ならば、高さが210cm以上あると、通常のドライコンテナの入り口から入れられないからです。例外としては、リーファー(冷蔵/冷凍)コンテナならばより入り口は狭く、ハイキューブ(背高)コンテナならばもう少し背の高い貨物も運べます。更に言えば、コンテナ船以外の船に載せるという選択肢もあるので、大きな貨物に関して船は、無限の可能性があると言っても過言では無いのではないでしょうか。

 

一方、航空輸送となると、高さが160cmであっても載せられない事があります。そもそもこの160cmというのは、一般的な大きさの海外へ行く旅客機の貨物スペースに合わせた大きさなのであり、あくまで目安となる高さなのです。航路により使用される機材も違うことから、160cmでは背が高すぎる場合もあります。そういった機材をナローボディーと呼びます。 (さらに…)

梱包資材の進化

2017.05.30/

段積みできるのは丈夫な証拠。
トライウォールはその丈夫さゆえ、この様に大きな箱に加工されることが多いです。
(掲載元: (株)丸忠 商品ページより)

 

 

物流の発達を語る上で、梱包資材の進化は忘れてはならない大切なキーワードです。

 

とある物流企業が、TVCMで「運べないものはない」と言い切っているのに私は驚きを隠せませんでした。そう語っていたのは日本でもトップクラスの大手物流企業でしたが、中小の企業では、今まで運んだ経験のないものやあまり運んだことのないものをお客様から頼まれた時、かなり前から下準備をしたり、様々なところにお伺いを立てたり、或いは泣く泣くお客様に別の業者を当たって頂くようにお願いする羽目になる時もあるのです。そういった場面に遭遇してきたが故、「運べないものは無い」と言うCMを、「ホントに?!」という半信半疑な気持ちですとか、「やはり大手は違うな」という羨望の眼差しで見つめていたものでした。

 

確かに、それだけ大手はたくさんの知識や経験やネットワークもあるので、顧客のどんな要望にも応えうる”力”があります。しかし、輸送の技術やノウハウも勿論重要且つ不可欠ですが、不可能だった輸送が可能になった影には、梱包資材の進化が強く関わってきたことをご存知でしょうか。

 

 

運べないものが運べるようになった、というのとはまた違いますが、手始めに今日は、一番身近な梱包資材の進化のお話をしましょう。

 

宅配便で荷物を送る時によく使う、ダンボール。コンビニやスーパーで、余っているダンボール箱を無料で譲ってもらったことのある人もいるかと思います。軽い菓子類などが入っていたダンボール箱と違い、ペットボトル飲料の入っていたダンボール箱(カートン)は、固く破れにくくできていますよね。それは決してダンボールの素材が別物なのでなく、ダンボールが二重になった、”ダブルカートン”になっているからです。国内輸送は、飲料など中身が重いものでなければシングルカートンで流通できますが、輸出用梱包は基本このダブルカートンの箱が使用されます。中国などですと、未だシングルカートンでデリケートな商品を輸出しようとしてダメージが起きる、というのが結構起きていますが、日本の企業は大抵ダブルカートンの箱で輸出するところが多いです。

 

 

耐水性もあるトライウォール。
断面は猫の爪とぎの様ですが、実際に触るとその丈夫さに驚きました。
(掲載元: (有)泰永ダンボール HPより)

 

このダブルカートンも十分丈夫ですが、更にダンボールを3枚以上重ねた梱包資材があります。これが”トライウォール”という素材です。

 

何故そんなにダンボールにこだわったのか。丈夫さを求めるなら、従来からある木箱で十分じゃないか。そう思う人もいるかもしれません。しかし木箱は、虫がついてはいけないので燻蒸したりする必要があります。燻蒸の必要のない、合板素材の木箱もあります。ですが木材よりダンボールの方が、軽いのです。軽いと何が良いかというと、取り扱いが楽になるという面も多少あるかもしれませんが、何より良いのは、航空輸送で運んだ場合、運賃が安い事です。

 

航空輸送は、中身の商品を含めた貨物の総重量を元に運賃が計算されます。容積重量が総重量より重い、つまり、簡単に言うと”かさばる荷物”だった場合は、容積重量が運賃計算に適用されますが、基本的には総重量です。だから、軽い方が安く運べるのです。

 

木箱と比べて25-30%ほど軽いと言われているトライウォールですが、紙でできているのに水にも強い加工がなされています。なので航空輸送だけでなく、海上輸送にも適しています。

 

 

なんと!このパレットはトライウォールで出来ているんです。
車も載せられてしまうんですね!
(掲載元: (株)タカムラ産業 HPより)

 

一度このトライウォールを実際触ってみたことがあるのですが、「コン、コン」という乾いた音がする、とても紙でできているなんて信じられないほど丈夫な資材でした。幅が2メートルもあるかと思われる大きな箱でしたが、中に重い機械を入れていても全くたわむこと無く、フォークリフトで運びやすいように下は下駄を履いていました(箱にスノコのような足が付いている事。)が、全体を支えるその足までトライウォールで出来ていて、なんだか感動しました。

 

トライウォールが生まれたのは1952年。アメリカでのことでした。もう随分昔です。最新の梱包資材と言うには少し年を取りすぎているかもしれませんが、開発された当初から、新時代の梱包資材として脚光を浴びました。しかしながら、その魅力はまだ未知数。未だに注目を集め続ける、可能性を秘めた梱包資材と言えるでしょう。

業界新聞のおハナシ

2017.05.23/

一般紙よりは敷居が高いと思われる業界新聞。しかし、物流専門ならば、意外と身近な記事も載っているんです。
(掲載元: 朝日新聞HPより)

 

 

みなさんは、業界新聞をご覧になったことはあるでしょうか?音楽業界専門の新聞や、ネジだけを扱った月刊誌、この世の中には実に数え切れないほど、そしてその業界から見れば”一般の方々”にはなかなかお目にかかれないような専門誌がたくさんあります。その多くが週刊か月刊で、自分の会社が製造している製品や扱っているサービスに特化した新聞を、購読していらっしゃる企業は多いかと思います。一般の大衆的な新聞に比べ購読料が高額なこともあり、個人で購読されている方は少ないのではないでしょうか。

 

そして、物流業界にも専門誌が存在します。私が読んでいたのは勤めていた会社が買っていたからでした。社内で回覧するのですが、なんと物流に関することだけ書いてあるのに、その新聞は日刊紙でした。毎日毎日、よく新しいネタがあるな!と、読み始める前は思っていたのですが、読んでいるとその訳が分かってきました。

(さらに…)

航空会社のサービスレベル

2017.05.16/

キャビンアテンダントの授業を受ける学生。初心忘れるべからず、ですね。
(掲載元: 国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校 HPより)

 

ひと月ほど前でしょうか。ユナイテッド航空が乗客を引きずり降ろした事件を皮切りに、航空会社のサービスに関して今、世間の注目が高まっていますね。以来、同航空会社が少女がレギンスを履いていたことがドレスコードに反するとして搭乗を拒否したことが蒸し返されたり、アメリカン航空が母親からベビーカーを没収した騒ぎや、全日空の機内食がバナナ一本だけだったことなどなど・・・。メディアは次から次へと”不祥事”を吊るし上げ、その分情報を受け取る側の私たちも、最近は特に敏感になっているかもしれません。

 

ここでその数々のニュースの実態や各社の対応の是非を語ることはしませんが、今後の航空会社のサービスのランク付けに、報道が影を落とすことは想像に難くありません。しかし、その乗客サービスとは別に、貨物の取り扱いに関しても、各航空会社のサービスレベルがフライト選定に影響を及ぼしている事はご存知でしょうか。

 

航空貨物輸送代理店が混載を組むとき。あまりフライトを選べない程就航している便の少ない仕向先でなく、週に何本か日本から飛行機が飛んでいる様な、例えば中国各地の空港や、デイリー便がある香港や上海、シンガポールなどであれば、いくつかの混載便からフライトを荷主が選ぶことができます。基本的には早く着くものは値段が高く、少し時間がかかったり、経由便だったりすると値段が下がるので、貨物の緊急度合いを考慮してフライトが選ばれます。

 

グラウンドハンドリングの様子。チーム一丸となって迅速丁寧に作業を行います。
(掲載元: Aviation Wire 2014.03.04記事より)

 

でもフライトの早い遅いだけでなく、貨物の取り扱い方が雑な航空会社で混載を組むのはダメージやミッシングの原因となる可能性が高まるので、作業のクオリティーも鑑みて、輸送代理店はお客様に対しフライトプランを提案します。特にヨーロッパ各国やアフリカ大陸など遠方ともなると、色々なルートで仕向地に向かう方法があるので、数多あるフライトの中からその航空会社を選ぶのには、安心して貨物を託せることも大切な要素です。

 

以前、もう10年以上も前になるでしょうか。これもまたニュースで、小さな箱に入った貨物を航空会社のグラウンドハンドリングのスタッフが、遊んでいる様に放り投げながら取り扱っている姿が報道されました。前職がグラウンドハンドリングのスタッフだったと言う知人に、例えばfragile(ワレモノ)のラベルが貼ってある貨物はどんな風に扱われるか訊いてみたことがありました。すると、「ラベルを見たら気を付けるが、でも、”気をつける”程度」だと言う答えが返って来たので驚いてしまいました。私はてっきり、ワレモノはワレモノで分けて衝撃を吸収してくれる様な特別なコンテナに入れるだとか、そうでなくても他の貨物とは違ったひと手間を掛けられているものだと思っていたのです。

 

場所は変わって国内物流の現場では、ワレモノラベルが貼ってある貨物に対して、上に別の貨物を乗せないだとか、安定した場所に置きましょうだとか、個々の教育や現場職員たちの間での注意喚起が頻繁に行われています。最終的にはその”個々”に取り扱い品質の全てが委ねられるが故、企業はその個々人の意識を高める努力をしています。それがその会社のクオリティーとなるからです。

 

グラウンドハンドリングを行なっていた彼女も、恐らくそういった教育は受けていたでしょう。しかし、デリケートな貨物の取り扱いが特別なメソッドでなく、ひとりひとりの意識に委ねられているところが大きい様に感じたため、私の質問に「気をつける程度」と答えるに至ったのではないでしょうか。

 

飛び立つ旅客機に向かって手を振る作業員。
(掲載元: Aviation Wire 2016.03.04記事より)

 

ハンドキャリーの様に、託された人間が”自分の荷物”と思って大切に運ぶことができれば、その輸送企業はどんなに信頼してもらえるだろうか、と考える事が時々あります。街から街へ、人から人へ、手から手へ。そこに同じクオリティーを求めるのならば、確かな理念や確立された教育方法が必要です。伝言ゲームの様に始めと終わりで形が違ってしまっていては、企業への信頼度が変わってきます。

 

今般の報道の数々も、その会社の皆が皆、同じ理想や信念を抱いていたのなら、こんな事は起こらなかったのではないでしょうか。同じ考えの人間ばかりが必要とは思いませんが、一番大切な「お客様の立場に立って考えてみる」と言うことを、忙しいさ中も、それぞれが忘れずにいられたら事態は変わっていたのではないかと思うのです。

韓国ソウルからインドデリー経由アラハバード(IXD)向けハンドキャリー

2017.05.12/

先日のゴールデンウィーク中にインド向けのハンドキャリーを行いました。

今回は韓国にて貨物を集荷してインドのアラハバード(IXD)という空港にて納品の案件です。

 

 

アラハバードはデリーから約750KMほど離れたところにあります。国内便のフライトは1日1便しかないため、トラックでの陸路輸送を最初は考えました。しかし、当社のデリー担当へ確認したところ、インドの国内貨物の輸送の場合は州をまたぐごとに荷物の確認と書類などを州境税関のようなところに申告する必要があり、そこの混雑状況によっては大幅な時間のロスになるというアドバイスをもらいまいました。

(さらに…)

フライト・スプリット

2017.05.09/

旅客機を縦に輪切りにしたような模型。客室の足元に貨物スペースがあります。
(掲載元: Wikipedia エアバスA300参考画像より)

 

航空貨物は一人の荷主からひとつの荷受け先に貨物を送る時一つの航空便のスペースを押さえた(1 Master Air Waybill)としても全ての貨物が同じ飛行機に載らない事があります

 

フライト・スプリットと呼ばれますが輸入側では1 Master Air Waybill(1MAWB)上の全ての貨物が輸入側の空港に着いたことが確認されなければ輸入通関の手続きに入ることはできません特に緊急貨物で到着地で今か今かと待っている時にスプリットになったりすると段取りを付け直さなくてはなりません

 

夜ならば通関士の人にも居て貰うようにしなければならず、それだけで人件費がかかります。それに空港というのは大抵辺鄙な所にあるので、帰りのタクシーも要るでしょう。

 

到着後に貨物を載せるトラックも、例えば日本国内ならばあまり待たせると”待機料”というものが掛かります。緊急貨物なら、荷受先の住所が近隣のものを集めて載せた混載トラックなどでなく、チャーターのトラックを手配します。チャーターなら飛行機の到着時間に合わせてトラックが荷物を受け取りに来てくれ、目的地に直行してくれるので、混載トラックより早く荷物を届けられ、到着時間の指定などもできます。もちろん混載トラックより料金は高くつきます。

(さらに…)

航空貨物の荷送り人としての信頼

2017.05.01/

航空輸送の混載便は、混載業者である国際貨物代理店がMaster Air Waybill(MAWB)の荷送り人となり、多くの実荷主の荷物をまとめて1MAWBとして、航空会社に対し航空便のスペースを予約します。航空輸送は貨物の重量、もしくは容積重量のどちらか重い方が料金計算の基準となり、その料金計算の基準となる重量が重ければ重いほど、1キログラム当たりの料金は安くなります。よって1MAWBに対し、実荷主が荷送り人となるHouse Air Waybill(HAWB)の数が多ければ多いほど混載業者の儲けは大きくなります。

 

多くの貨物の輸出の仕向地となる各国の主要都市への航空便は、予めスペースを押さえておく業者も多くあります。
(掲載元: (株)パソナ 貿易キャラナビTladyより)

 

混載業者も大手ともなれば、台北、香港、中国の上海、青島(Qingdao)、深セン(Shenzhen)や、シンガポール、ローマ、ヒューストン、ブリスベン、バンコクなど、世界各国の主要都市へ向かう飛行機のスペースを予め押さえておき、通関日当日、実際にその仕向地に対して集まった貨物の重量と個数・サイズが分かってから改めてスペースを予約し直したりします。

 

しかし、このフォーキャストでの予約が泣き所なのです。
航空貨物は知っての通り緊急を要するものが多く、船便に間に合わなかったものや、船の遅延や欠航によって急ぎ必要になったものを送ったりすることも多いので、通関日当日に出荷依頼が入ってくることもよくあります。

 

この様なコンテナに貨物を入れて航空機に搭載する場合もあります。
(掲載元: ケイヒン(株)HPより)

 

前述の通り混載業者としては貨物をできるだけ集めたい。だったら大きめにスペースを取っておいたら良いではないか、と、そういう訳にもいかないのです。航空会社にしてみれば、大きめにスペースを取られていたものが、フライトが近くなってやっぱりそんなにスペース要らなかった、となると、航空会社の売り上げに響きます。早めにその混載業者の荷量が確定して余分だったスペースが空いていれば、取れた別の荷送り人からの予約もあったことでしょう。そこは緊急性の高い航空貨物の現場。仕方ないことといえば仕方ないですが、その中で各者が生き残っていくには、仕方ない、とは言っていられません。

 

大幅な荷量の減量が相次げば、MAWBの荷主である混載業者の信用が低くなり、予約が取りにくくなります。かと言って少なく取っておけば実際多かった時に増えた分のスペースが押さえられなかったりもしますし、そうなると混載業者自身の儲けが少なくなります。航空会社としても、多くの貨物を集めたいがあまりにも不安定なブッキングを入れてくる荷送り人を信じ過ぎれば、痛い目に遭う。そういうジレンマの中を各者が生きているのです。

 

こちらは旅客の手荷物の入ったコンテナ。チェックイン時に預ければ、ハンドキャリーの貨物もこういうものに入れてから航空機に乗る場合もあります。
(掲載元: 羽田空港グランドサービス(株)HPより)

 

特にスペースタイトな仕向地の時は要注意。いつ、どの仕向地へのフライトが混んでいるかは、大手の混載業者をコンスタントに利用していると、情報をメールマガジンの様に配信している業者もあります。各社のホームページからも見れたりするところもあります。でも、そんなことをする前に、単純に着地側の連休前後は混む事が予想されます。中国で言うと中秋節・国慶節や旧正月前後ですね。その頃は中国のどこの都市へ行く便もパンパンです。旅客便しか就航していないところに向かう便をブッキングしようとしたら、家族と休暇を過ごす為に飛行機に乗る旅客の貨物だけでいっぱいで、貨物予約は受け付けられない、という事もあったほどです。休暇が始まる一週間も前に予約しようとしてその状態だったのです。これは荷送り人としての信頼とは別の話ではありますが、その位ブッキングが難しい時期だという事を知っておいて損はないはずです。

 

今回は主に混載業者を主役にしてお話ししましたが、混載業者でなくとも、例えば商社やメーカーで、MAWBの荷送り人となる時は気を付けなければいけません。特に大きなスペースを押さえる時は慎重に予約するべきです。メーカーから送られてきた貨物が実検量値と大幅に違っていた時。入荷するはずの商品の生産が間に合わなかった時。実荷主がMAWBの荷送り人となるのは余程の緊急貨物でしょうが、何度も荷量変更やキャンセルをしてしまえば、荷送り人としての航空会社からの信頼を、失いかねないことになるやも知れません。

お国柄の違い?外国での輸送時トラブル

2017.04.25/

様々なケアラベル。左から、「取扱注意」「水濡れ注意」「ワレモノ注意」の意。
(掲載元: 中部紙業(株)HPより)

 

 

ハンドキャリーとは、まさにその名の示す通り、実際に目の前にある貨物に手で触れ、その重さを実感しながら運びますが、そのバックグラウンドには、実際に貨物に触れる事の無い人達もたくさん関わっています。国際貿易というものは常に、その貨物に指一本触れることも、直接見ることすらなくとも、その貨物の輸送のための手配をせっせと行う人達がたくさんいて、初めて動くものです。

 

国内だけでも、たくさんの人が関わるとなると個人個人の感覚の違い、認識の違いなどが起こりますが、直接貨物に触る荷役の現場では特に、事故や不具合を防いだり、またはお客様に満足してもらう為に、その個々の違いのムラを最小限まで無くすための”教育”が必要となってきます。具体的数字や例を挙げ、繰り返し行うことによって作業の質を上げていくのです。

 

しかし、海外ともなるとその教育もなかなか行き届くことが難しいのかもしれません。日本では考えられないハプニングが起こることがあります。

 

貨物を輸出入しようとした時、日本ならば海上輸送か航空輸送という手段を避けては通れません。それは日本という国が島国であるからで、陸続きの国であれば、陸送という方法もあります。

(さらに…)

[緊急通関] 中国東莞市→香港経由で東京への最速国際ハンドキャリー

2017.04.22/

先日、日本のアパレルメーカーさんから緊急のハンドキャリー依頼がありました。

 

内容は、中国東莞市にある製造工場に2時間以内に引き取りを行い、深セン市にある皇岗口岸で輸出申告をして香港空港-成田空港のフライトに乗り東京都内のお客さまの指定先へ輸送するというものでした。

 

当社は中国は比較的得意としている地域ではありますが、ここまでの緊急性の高いハンドキャリーだと未だに緊張します。

 

(中国ハンドキャリーの詳細についてはこちらを参照ください)

 

今回は集荷が完了する前に、インボイスとパッキングリストを頂戴し、当社が輸出者となる买单通关(代理商社をたてた通関)を行います。なぜシッパーを輸出者にしないかというと、シッパーを輸出者にした場合はすべての通関書類にシッパーの会社印を捺印し、その原本を税関へ提出する必要があります。

 

しかし、時間にゆとりが全くなかったため今回は当社がシッパーとなり、通関書類に捺印を行い業務通関をかけました。

皇岗口岸は24時間稼働しているポートにはなりますが、税関への申告は16時がカットになります。申告が完了していれば、貨物は24時間輸送が可能です。 (さらに…)

貨物を盗難から守るには〜海上貨物編

2017.04.18/

〈イメージ画像〉コンテナシールとは正にこのテープの様に、封が開けられたことが分かる様にするためのものです。
(掲載元: タニムラ(株)HPより)

 

 

先日は航空貨物のセキュリティーについてお話ししましたが、海上貨物にも盗難の危険は潜んでいます。

 

一番一般的な貨物の海上輸送方法としてコンテナ船による輸送が挙げられますが、あんな頑丈な箱に入って船に乗ってやってくるものの中身が、いつ、どうやって被害に遭うのか不思議に思われるかもしれません。

 

コンテナは、荷物を詰められ輸出通関の許可が下りた後、きちんと封をされます。そして、保税貨物となったコンテナの中身に一切触ることが出来ないよう、”シール”と呼ばれるものが扉に付けられます。シールにはひとつひとつ固有番号が書かれており、それはB/Lにも記載され、どのコンテナ(コンテナ番号)が、どのシール(シール番号)で封され、どこの誰から誰に送られるかは、書面上にしっかり記されます。コンテナの扉をもし開けることができたとしても、扉を開けると必ずこのシールに開けられた形跡が残るため、不届き者の悪事はすぐにバレてしまうようになっています。おまけに通関許可の下りたコンテナはすぐにセキュリティーの厳しい港のコンテナヤードに運ばれ、船に積載されるわけですが、航空輸送と違い貨物がむきだしでなく、一度コンテナに積んでしまえば、輸入通関の許可が下りるまでコンテナに入ったままです。

(さらに…)

アメリカ・サンフランシスコ郊外集荷からフィリピン郊外へのハンドキャリー

2017.04.14/

当社にご用命いただく案件の半分近くは、実は日本以外の国と国の間で発生しているハンドキャリーとなります。

 

先日は、日系メーカーさんよりアメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコ郊外にあるサプライヤーの工場からフィリピンのラギンディガン空港(CGY)までの緊急貨物の依頼をいただきました。

 

当社のアメリカチームへコンタクトを取り、早速集荷の手配をとります。

 

カリフォルニアでは有名な国内トラック輸送と倉庫業務に特化した会社と当社は提携しております。

写真にある会社です。(実際の集荷にはもっと小さなトラックで伺っております)

(さらに…)

貨物を盗難から守るには〜航空貨物編〜

2017.04.10/

日本国内の保税倉庫では、監視カメラも設置され、出入りする者は入室許可証を常に身につけるなどして、外部からの侵入者があれば即座に発見できるよう、徹底した警備・管理がなされています。外国貨物を扱わなくとも、多くの国内の運送会社倉庫でも、入退室管理や手荷物検査が行われています。

空港の航空会社の上屋がある場所は、そもそもそのエリアに入るために身分証の提出や、誰に、何の用があるかなども明示し、実際にアポのあった人に会いに行ったかどうかの証明も、帰りに提出しなければならなかったりします。世界的に見て比較的治安が良いとされる日本でもその様に徹底した管理体制が整備されている空港の保税地域ですが、海外ではどうでしょう。

保税倉庫内を移動するリフトマン(掲載元: セカイコネクトHPより)

 

あるヨーロッパの先進国の空港で、こんなことがありました。中国のとある企業から送られた貨物が、空港上屋で損傷を受けたという報告が、立て続けにあったのです。ダメージ報告は現場から写真が何枚か送られてくるのですが、いずれの貨物も下方に大きな穴があいてしました。

 

(さらに…)

2016年「FlightStats」航空会社別定時就航率ランキングが発表されました!

2017.04.03/

2016年1月1日‐12月31日までのすべての航空会社がどれくらいフライトの出発遅れや到着遅れがあったのかを知る良いデータが発表されました。

 

 

FlightStatsでは15分以内の遅れによる出発や到着は遅延とは見ておりません。15分を超えるものについてのみカウントをしております。また、私の感覚値ではありますが、85%の壁というものがあり、85%以上の数字だと遅延に遭遇する確率少なく、仮に遅延したとしても比較的短時間で解消されるのでは思っております。

 

それで詳細をみてみましょう。


主要国際航空会社部門

 

エアライン名 定時出発率 定時到着率
1.イベリア航空(スペイン) 86.55% 87.79%
2.日本航空(日本) 90.91% 87.33%
3.デルタ航空(アメリカ) 85.93% 86.69%
4.KLMオランダ航空(オランダ) 80.25% 86.56%
5.カタール航空(カタール) 89.43% 86.34%
6.オーストリア航空(オーストリア) 83.77% 85.69%
7.シンガポール航空(シンガポール) 87.73% 85.46%
8.全日空(日本) 86.73% 85.28%
9.TAM航空(ブラジル) 82.73% 85.07%
10.カンタス航空(オーストラリア) 84.93% 83.91%

 

(さらに…)

検量・検尺、誤差の範囲内ならO.K.。誤差の範囲って?

2017.03.31/

JALのカウンターで荷物を預けているところ。
(掲載元: 日本航空HPより)

 

ハンドキャリーをする際、使う航空会社や行き先などにより預け入れられる荷物の個数・重量・サイズに制限があり、予め貨物の検量・検尺が必要です。あなたが海外旅行に行く場合ならわざわざ自分の荷物を測ったりはしないでしょうが、ハンドキャリーは預け入れられる制限のぎりぎりまで荷物を運ぶ事もよくあり、空港に持って行ってからやっぱりこれは載せられない、なんて事がないようにするためにも、重量・サイズ・個数は把握しておきたいところです。

 

ハンドキャリーではなく通常の航空輸送や海上輸送に関しても、輸送料金計算や使用コンテナの決定等に必要なので、どんなに緊急の貨物であっても検量・検尺が行われます。たとえ出荷元から重量・サイズが知らされていても、輸出申告を行う倉庫に入庫した全ての貨物は検量され、サイズ・重量が輸出者から連絡のあったものと大差なければ、多くの輸送業者が輸出者から連絡のあったサイズ・重量で船便や航空便の予約、輸出申告を行います。

(さらに…)

ドライバーから見た国際貨物〜ある”運転手さん”のお話〜

2017.03.27/

国際物流には実に多くの人の手が掛かっており、意外なところでその一端を担う方と出会うことがあります。同じダンボールをいくつも持って、今から中国方面に向かおうとしている空港で見るハンドキャリーの団体、英会話学校のネイティヴの先生の前職が、空港の航空会社の上屋の荷役担当だったり。身近なところでそういった職業に就いている、或いは就いていた人に出会うと、思わぬ話で盛り上がってしまったりします。中でも私が驚いたのは、私用で乗ったマイクロバスの運転手さんが、以前は大型トラックで荷物を運んだり、コンテナのドレージをしていた方だと分かった時でした。

コンテナを引いてさぁ出発(掲載元:通関士ポータルより)

 

 

それはそれは気持ちの良い「お疲れさん!」を言ってくれる気のいいおじさんで、マイクロバスを運転するのにはどういう免許が要るのか、なんていう話題から日本全国の津々浦々をめぐる話、北海道から大阪まで走る話、ろくすっぽ寝ずに荷物を運んだりした話、と話に花が咲き、おじさんの過去のドライバー歴をいろいろお話ししてくださいました。

(さらに…)

日本⇔中国ハンドキャリー② 全日空VSデルタ航空の比較!

2017.03.24/

前回の超過料金比較では、中国系航空会社の中国東方航空と中国国際航空を比較しました。

詳細をお知りになりたいからは下記をクリックしてください。

日本⇔中国ハンドキャリー 中国東方航空VS中国国際航空の超過料金比較!

 

今回は、中国からは外資系の航空会社になる全日空(ANA)とデルタ航空(DL)の中国‐日本間の超過料金についてご説明させていただきます。

 

(中国ハンドキャリーの詳細についてはこちらを参照ください)

 アメリカ・アトランタに拠点を置く、アメリカで最も歴史のある航空会社

 

 

便の本数は少ないのですが、機体が大きいことから大量の貨物を輸送するときには利用を検討するべきひとつの航空会社です。 (さらに…)

東京→インドネシア(ジャカルタ郊外)のハンドキャリー!現地配送もお任せください

2017.03.22/

先日、今年初のインドネシアはジャカルタ向けのハンドキャリーをお手伝いさせていただきました。

インドネシア向け、昨年は頻繁に依頼をいただき、1度に50箱のハンドキャリーもありましたが、今年は今回が初めてのインドネシア向けとなりました。

 

集荷してみると、

1箱で小さいのですが、重量があり、正直重いという印象がありました。

 

 

また、今回は経由便ということ、そして雨が降っていたこともあり、

他国空港での荷扱いに不安がありましたので、当社にてラッピング梱包を行いました。

 

(さらに…)

荷物を積んで大丈夫?コンテナがくさい

2017.03.21/

船で貨物を輸送する際、一番一般的な方法が、コンテナに貨物を入れてから船に搭載して運送する方法です。

 

さて、このコンテナ。国際物流に関わることのない人であっても、おそらく皆さんがどこかで目にしたことがあると思います。港の近くなどで空のコンテナが山積みになっている所かもしれませんし、或いは実際にコンテナを積載した船を、港で見たことがある人もいらっしゃるかもしれません。生活圏がそういった場所の近くでなくとも、街中の少し大きめの道路で車がコンテナを引っ張って走る姿を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

 

一見ただの鉄の箱のようにも見えますが、気密性にも優れているのです。例えば日本から香港、青島や上海などへの短い航路であっても、濃霧や雨風に晒され、潮風の中を通るのです。気密性が無ければ、中の荷物が何であれ、無事に港へ届けることなどできません。

 

コンテナは中の荷物が積み降ろされると、積み付けの時に貨物が中で動かないよう床に打たれた釘もきちんと抜かれ、きれいに清掃してから返却され、また出番が来れば船会社からきれいな状態で貸し出されます。しかし、そうやって繰り返し使われているがゆえ、貸し出されたものがたまたま汚れていることもあります。

 

たくさんのコンテナを積んだコンテナ船(商船三井HPより)

(さらに…)

日本⇔中国ハンドキャリー 中国東方航空VS中国国際航空の超過料金比較!

2017.03.11/

今回は日本⇔中国(上海)の超過料金の規定を航空会社別にご案内し、ハンドキャリー時の航空会社選定に役立てればと思っています。

 

(中国ハンドキャリーの詳細はこちらを参照ください)

 まずは上海を拠点にしている中国東方航空(MU)のご紹介です

 

 

便数がとても多く時間帯もいろいろあるため、ハンドキャリーでも一番の選択肢になります。

それでは、超過料金についてみてみましょう。今回は受託手荷物のみを考えます。機内持ち込みには言及していませんのでご注意下さい。

 

中国‐日本線の無料受託手荷物許容量(エコノミー)はひとりあたり2箱まで、各箱23KGという規定となっております。

1箱のサイズは3辺の和が158CM以内となり、他の航空会社と変わりません。

(さらに…)

中国青島→大阪 航空貨物便の引取り(D/O)からハンドキャリーの複合対応でコスト最適化!

2017.03.08/

先日、少し特殊なハンドキャリー対応を行ったので、コラムにてご案内いたします。

 

通常、ハンドキャリーではお客さま指定の工場や倉庫にある荷物を集荷してハンドキャリーするのですが、

今回はお客さまが手配した航空貨物を当社を荷受人(コンサイニー)として空港の貨物ターミナルからD/Oを持って貨物引き取りをし、そこから輸出通関をきってハンドキャリーを行いました。

 

貨物の物流としては、青島から車で3時間ほど離れた地方に貨物があり物量は15箱240KGとなります。

フライトの関係上、青島から上海に最終の国内便でハンドキャリーをし、翌日始発の大阪向けのハンドキャリーをするという流れで考えていました。しかし、結論から言うと青島上海間はハンドキャリーではなく、貨物便で輸送することにしました。

 

理由は、物量が多いこともあり国内便については貨物便で輸送をする方が費用が安くなり、翌日の上海大阪間のハンドキャリーにも始発に乗ることができるためです。国内便の超過料金の算出方法は各航空会社によって違うのですがハンドキャリー便の場合はRMB100‐200/KG以上することがほとんどです。それを貨物便にすることでRMB10/KG程度まで下げることができます。

 

中国ハンドキャリーの詳細についてはこちらを参照ください。

(さらに…)

航空輸送経由便のリスクダメージ頻発、手で運べないのはお断り?!

2017.03.08/

 

ANAの旅客機に貨物を積み込む様子(参照:(株)メイワスカイサポートHPより)

 

航空便で貨物を輸送する際、海外旅行と同じように、もちろん経由便で輸送する時もあります。直行便の方が経由便より早く目的地に到着しますし、そうしたいのは山々。それでも経由便を使うのには、さまざまな理由があります。それほど急がないので経由便を使って輸送コストを抑えたい場合、直行便の貨物の搬入締め切り時間に間に合わない場合、そもそも送り先の空港への直行便がない場合などがあります。しかし、経由便を使うことにより輸送費のコストダウンを図ったつもりが、逆にトラブルにより余計な費用や損失が出てしまうこともあります。

 

輸送中のトラブルで一番多いのが、貨物のダメージと言えるでしょう。特に日本企業は、外装も含めた貨物の全体を”商品”として考えるため、実際、中身の商品に損害が無く、パレットに積んだカートン箱に潰れ皺ができただけであっても、きちんとした報告が求められます。買い手の立場で考えると、素晴らしい売り手ですね。なので、フォークリフトの刺し跡なんてもっての外!それが度重なろうものなら、すぐに改善策が必要となってきます。

(さらに…)

ハンドキャリーが必要とされる時

2017.02.26/

羽田空港(Wikipedia より)

日本国外へ貨物を運ぶ時、島国である日本からモノを外国へ運ぶには、海上輸送と航空輸送、二つの手段があります。一般に海上輸送より航空輸送の方が早く届けることができるため、急ぎの貨物は航空輸送で発送することが普通です。

しかし、航空輸送にもさまざまな手続きが必要です。検量・検尺の後貨物を管理するためのラベルというものが貼られ、税関へ申告、飛行機搭載のために航空会社が持つ専用のコンテナやパレットへ積みつけ、航空機へ搭載。もちろん到着地では、積みつけられたパレットやコンテナから貨物を取り出す作業も必要となってきます。

しかも、その量が膨大。ケースバイケースでプラスの料金を払えば、その航空機に乗っていた大量の貨物の中から自分の貨物を優先的に取り出すこともできたりしますが、結局出てきた頃には他の貨物と大して変わりない時間だった、なんてことも、ままあります。輸入通関の手続きや送り先への配送トラックに載せたりも必要ですし、そこには様々な作業や書類、人の労力が掛けられているのです。

(さらに…)

輸入許可通知書とは?

2017.02.25/

外国から日本に到着した貨物を国内に引き取る際には、

貨物が保管されている保税地域を管轄する税関官署へ、輸入申告を行う必要があります。

輸入申告は、貨物を輸入しようとする者が行うことになっていますが、

税関の許可を受けた通関業者と呼ばれる代行会社に輸入手続を依頼することもできます。

輸入通関手続は、カタログ通信販売等により個人輸入する場合も必要となります。

輸入許可を正式に受けたものであることを示す文書が「輸入許可通知書」です。

輸入許可通知書に記載される用語についてご説明いたします。

今回は特にわかりづらい用語についてご紹介します。

 

輸入許可通知書の一例 (さらに…)

カラチ(パキスタン)⇒成田へのハンドキャリー

2017.02.23/

 

当社では、パキスタンの商用ビザ(マルチプル)を取得しているハンドキャリアーが日本、香港、イギリスにおります。

そのためお客さまのご要望に合わせたルートにて手配することができます。

また、カラチでは業務通関の対応も可能ですので輸出許可書が必要、物量が多く簡易通関では出せない時なども安心です。

 

先日行ったパキスタン集荷から千葉県へ配送した実録を記載させていただきます。

 

お客さまはアパレル系メーカーさんでして、下請けの工場がパキスタンにあります。

パキスタンといえば治安の懸念をされると思いますが、カラチのジンナー空港はセキュリティが厳しいので比較的安全だと思います。

 

意外にも開放的なジンナー空港。ただ、ライフルを持った警備がそこらじゅうにいました。

また、同じフライトに日本人の姿が。パキスタンでも日本人は活躍しているんですね!

 

現地の工場を連絡とり、貨物を受け取りました。

 

 

長時間のフライトに耐えるため、事前に工場には段ボール梱包の上から袋をかぶせてもらうように依頼しておきました。

発展途上国では、荷扱いがとても雑なため、直行便でない限り当社はこのようにご案内させてもらっています。

空港によってはラッピングサービスのあるところもありますが、ジンナー空港はありません。

 

貨物を受け取ったあとは、税関へ申告を行い簡易通関で輸出許可となりました。

 

順調にすすみ、チェックインカウンターで貨物の預け入れを行います。

ここで注意点です! カラチでは超過重量費用をクレジットカードで支払えません。また、ATMもありません。

 

超過料金が発生する際は必ず現金で用意する必要があります。

 

バンコクを経由し成田空港へ到着。

荷物の状態もよく、段ボールは少しの傷もありませんでした。

 

成田税関にも申告を行い、無事に輸入許可になり、工場へ予定通り納品することができました。

 

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ハンドキャリー・緊急貨物のご用命はオプテックエクスプレスまで!

北米:アメリカ(ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス) メキシコ(メキシコシティー)

ヨーロッパ:イギリス(ロンドン) ドイツ(フランクフルト) フランス(パリ)

アジア:中国(北京、上海、広州、深セン、青島、煙台、大連) 香港 台湾(台北)、韓国(ソウル)、フィリピン(マニラ)、ベトナム(ホーチミン、ハノイ) タイ(バンコク)、マレーシア(クアラルンプール)、シンガポール、インドネシア(ジャカルタ)、カンボジア(プノンペン)、インド(ニューデリー)、

その他:オーストラリア(シドニー)、アラブ首長国連邦(ドバイ)

ハンドキャリー必要書類の基本!インボイスとパッキングリストとは

2017.02.18/

貿易実務に携わる方であれば、必ず目にすることになる書類が「インボイス」と「パッキングリスト」。どちらの書類も輸出者が作成するものです。通関業者や買い主など、多くの人の目に触れる文書ですのでミスや漏れがないように作成する必要があります。貿易実務では多くの書類を作成することが多いですが、中でも「インボイス」と「パッキングリスト」は非常に重要な書類です。

 

本稿では両者の違いと、注意点についてご説明いたします。

 

「インボイス」とは

仕入書のことを指します。売り主(=輸出者)から買い主(=輸入者)に対しての代金請求書であり、かつ送った貨物の明細書となります。また、輸出入申告時の申告価額の根拠となり、 輸入時の関税・付加価値税算出の根拠ともなります。このため、無償貨物であってもインボイスは必要で、かつ「0円」という価額設定をすることはできません。無償サンプルであっても、具体的な価格を任意に設定する必要があります。

 

「貨物の品名、数量及び価格」「インボイスの作成地及び作成日」「貨物の仕向地(輸入国)や仕向人(輸入者)」「貨物の価格決定に関係のある条件」「インボイス発行者(輸出者)のサイン等」は法定記載項目として定められています。

(さらに…)

コラム掲載

2017.02.17/

ホームページの公開にあたり、コラムを掲載致します。

物流に関する記事だけでなく、世界各国の空港情報や旅行情報など、幅広く記載してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

ページの先頭へ
お見積の申し込みはこちら!