ハンドキャリー必要書類の基本!インボイスとパッキングリストとは

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ハンドキャリー必要書類の基本!インボイスとパッキングリストとは

2017.02.18/

貿易実務に携わる方であれば、必ず目にすることになる書類が「インボイス」と「パッキングリスト」。どちらの書類も輸出者が作成するものです。通関業者や買い主など、多くの人の目に触れる文書ですのでミスや漏れがないように作成する必要があります。貿易実務では多くの書類を作成することが多いですが、中でも「インボイス」と「パッキングリスト」は非常に重要な書類です。

 

本稿では両者の違いと、注意点についてご説明いたします。

 

「インボイス」とは

仕入書のことを指します。売り主(=輸出者)から買い主(=輸入者)に対しての代金請求書であり、かつ送った貨物の明細書となります。また、輸出入申告時の申告価額の根拠となり、 輸入時の関税・付加価値税算出の根拠ともなります。このため、無償貨物であってもインボイスは必要で、かつ「0円」という価額設定をすることはできません。無償サンプルであっても、具体的な価格を任意に設定する必要があります。

 

「貨物の品名、数量及び価格」「インボイスの作成地及び作成日」「貨物の仕向地(輸入国)や仕向人(輸入者)」「貨物の価格決定に関係のある条件」「インボイス発行者(輸出者)のサイン等」は法定記載項目として定められています。

 ① Shipper

        荷送り人、又は荷主。輸出の際には、輸出者となる。

 ② Invoice No. and date

        各荷主が管理しやすい任意の番号。日付は通常、インボイス作成日。

 ③ Order No.

         Order No. に限定せず荷主間でのPO No. など貨物を特定できる番号を記載すると便利。

     記載必須事項ではないので、空欄でも問題ない。

 ④ For account of

         誰が費用を負担すべきかを記載する。記載がなくても構わない。

   Shipper(輸出者)もしくはConsignnee(輸入者)がなることが通常。

 ⑤ Country of Origin/原産国の表記

   送る品物の原産国を表記する。必須の項目。

   Country of origin:Japan」もしくは「Origin:Japan」等と表記する

 ⑥ Country of Destnation

         貨物の仕向先国名。

 ⑦ Consignee

         荷受人、通常輸入者となる。

 ⑧ Remarks/その他記載事項

   ※運賃の負担先の表記。必須ではないが、通常「Freight:Prepaid」(前払い、つまり発地側、

    日本の荷主が運賃を支払うとの意味)もしくは「Freight:Collect」(運賃着払い、つまり現地側、

    荷受人が運賃を払うとの意味)と表記する。

   ※統計品目番号、HS(Harmonized System)分類番号を表記するする場合がある。

 ⑨~省略

引用:小河原法務行政書士事務所/インボイス・パッキングリスト作成支援/インボイス

 

 

「パッキングリスト」とは

梱包明細書のことを指します。P/Lと呼ばれることもあります。商品現物を確認すること、および輸出入通関での課税価格決定のために作成が必要となります。記載すべき情報としては、梱包形態、個数、重量(貨物重量: Net Weight、総重量: Gross Weight)、容積等が挙げられます。配送手配をするときに、コマーシャルインボイスを提出するタイミングで船会社、輸入者に提出します。税関から提出を求められることが多いため、あらかじめ作成することが推奨されています。

 

  • ① Shipper
      荷送り人、または荷主の意味。輸出の際には、輸出者となる。
  • ② Invoice No. and date
      インボイスナンバーはどのようにつけるべきという規則はない。
      各荷主が管理しやすい任意の番号で構わない。日付は通常、インボイス作成日を記載する。
  • ③ Order No.
      Order No.に限定せず、荷主間でのPO No.など貨物を特定できる番号を記載すると便利。 記載必須事項ではないので、
  •   項目名および記載欄をいずれもブランクとしても何ら問題ない。
  • ④ For account of
      誰が費用を負担すべきかを記載する。記載がなくても構わない。
      Shipper(輸出者)もしくはConsignee(輸入者)がなることが通常。
  • ⑤ Country of Origin / 原産国の表記
      送る品物の原産国を表記する。必須の項目。「Country of origin : Japan」もしくは「Origin : Japan」等と表記する。
  • ⑥ Country of Destination
      貨物の仕向先国名。
  • ⑦ Consignee
      荷受人、通常、輸入者となる。
  • ⑧ Remarks / その他記載事項

      *運賃の負担先の表記。必須ではないが、通常「Freight : Prepaid」(前払い、つまり発地側、日本の荷主が運賃を払うとの意味)

  •     もしくは「Freight : Collect」(運賃着払い、つまり現地側、荷受人が運賃を払うとの意味)と表記する。

      *統計品目番号、HS(Harmonized System)分類番号を表記する場合がある。

  • ⑨ Shipped Per
      貨物の輸送方法を表す。
      航空輸送で送る場合は、ただ「by Aircraft」とのみ記入する。

      *海上輸送で送る場合は、通常この欄に船名を記入する。

  • ⑩ On or about
      貨物が出港/フライトする日付、あるいは予定日を表す。
  • ⑪ Terms of Payment
      契約で定められた決済手段を表す。無償、サンプルなどの場合には、「No Payment」あるいは「Free of charge」等とし、
  •   有償の場合には「T.T. Remittance」等がある。
  • ⑫ From
      貨物がどこから輸出されるかを表す。
      航空輸送の場合は空港名と国名を、あるいは都市名と国名を、例えば「Narita, Japan」あるいは「Tokyo, Japan」となる。

      *海上輸送の場合は港の名前と国名を、例えば「Yokohama, Japan」あるいは「Tokyo, Japan」等

  • ⑬ Via
      貨物の輸送ルートを表す。直行便を使用して輸送する場合は不要。経由便を使用して輸送する場合は経由地を記入する。
  • ⑭ To
      貨物が何処へ、何処まで輸出されるかを表す。取引条件にもよるが、通常は都市名と国名を記入する。
  •   例えば、「New York, U.S.A.」あるいは「Munich, Germany」等。
  • ⑮ Marks & No.
      ケースマークやケースナンバーを明記する。
      貨物現物と一致していることが必須だが、貨物にマークなどを貼付していない場合にはブランクで構わない。
  •   N/M(No Markの意)と記載するのも同義
  • ⑯ Description of Goods
      各包装の内容物の詳細を表します。
  • ⑰ QUANTITY
      各包装の内容物の数量を表します。
  • ⑱ UNIT WEIGHT
      品物の重量、それも単重を表す。単位は、上記と同じく品物の特性による。

      *例えば繊維貨物の場合には重量ではなくRollの本数であったり、生地面積を記載することが多い。

  •     通常は梱包前のNET WEIGHTと呼ばれる貨物単体(梱包材除く)の重量を記載する。

  • ⑲ TOTAL WEIGHT
      品物の総重量を記載する。
       Quantity」×「Unit Weight」=「AMOUNT」となる
  • ⑳ Signature
      記載事項の内容が真実であることを宣誓する意がある。会社名、署名者の部署、役職、氏名を記載し、署名者本人の肉筆により署名をする。

引用:小河原法務行政書士事務所/インボイス・パッキングリスト作成支援/パッキングリスト

 

まとめ

「インボイス」と「パッキングリスト」の違いはわかりましたか?

どちらの書類を作成するにも、事前に何を準備すれば良いのかを知っておくだけで、「ここは書類作成の前に確認しておこう」と先回りして対応することができます。船や飛行機などの交通機関はスケジュールが決まっています。スケジュールぎりぎりになって慌てて書類を作成するようなことになると、見落としがあったり、ケアレスミスがあったりして、余計な仕事が増えてしまうことになります。必要な情報は早め早めに確認をして、落ち着いた書類作成ができるように心がけましょう。

 

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