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2017.09.02/
今回のコラムではハンドキャリーではなく、国際クーリエ便(DHL)について書いてみようと思います。
先日、日本のお客さまより「アメリカにある医療機器の貨物をDHLで送りたいのだが、この貨物は弊社では輸出できないと言われて困っている」とのご連絡を受けました。
詳細を確認していくと、こちらのお客さまはアメリカに会社を持っておらず、アメリカにいる知人の個人名で輸出をしようとされていたようです。ただ、医療系などの特定貨物は個人の名前で輸出をするのは手続きが複雑化してしまいます。
そこで当社のアメリカにある貿易会社を輸出者にして発送することにしました。
アメリカの個人の方と当社アメリカ側で貨物を買い取るような流れにし、輸送はDHL利用しました。
本来、DHL利用の場合は輸出通関費用などもすべて込みとなりますが、こういうケースの場合は別途この貨物のために輸出申告をかける必要があります。当社にて業務通関をし輸出許可番号を取得し、その番号をDHLに伝え、無事にアメリカから日本に入ってきました。
DHLの輸送費用も当社のコーポレートアカウントを利用することで、通常よりもお安く、そして日本国内ですべて後払い精算が可能となります。
当社はハンドキャリーがメインの会社ではありますが、お客さまからの様々なご要望に対応していこうと思っておりますので国際クーリエのサービスも一部行っております。
DHL便が使える地域であれば世界どこでも対応できますので、何かありましたらお問い合わせください。