メキシコシティ~成田経由~上海浦東向け NFO(国際航空貨物便)+ハンドキャリーの複合輸送を行うメリットについて!

コラムでは、物流に関する記事だけでなく世界各国の空港情報や旅行情報など、幅広く記載させていただきます

メキシコシティ~成田経由~上海浦東向け NFO(国際航空貨物便)+ハンドキャリーの複合輸送を行うメリットについて!

2017.09.11/

本日は、外国から航空貨物で成田に到着した荷物を保税の状態のまま、成田から上海へハンドキャリー案件をご案内いたします。

 

 

このような手配をするのは様々なシチュエーションが考えられますが、今回はこのような内容でした。

 

NFO(Next Flight Out)にて南米から発送する中国向けの荷物を日本までは航空貨物として輸送し日本→中国をハンドキャリーとして輸入というものです

 

NFOというのはよくハンドキャリーを得意とする航空フォワーダーがよく使う用語なのですが、ハンドキャリーによる緊急手配の知識や経験を活かして、航空貨物を最短最速で手配を行う輸送種類のひとつをお考えください。 (さらに…)

ちょっとした日本酒の輸出についてのお話

2017.09.08/

本日は日本酒の輸出についての記事を書いてみようと思います。

 

国税庁によると、平成28年度の酒類の輸出金額は、対前年比110.2%の430億円。

5年連続右肩上がりの過去最高だそうです

品目別でのシェアは、清酒36.2%、ウイスキー25.2%、ビール22.1%。

清酒の輸出総額は156億円と、7年連続過去最高を記録しました。

世界的な和食人気に伴って、海外でも日本酒 “SAKE”の愛好家が年々増えているようです。

そして、現在さらなる海外市場の拡大を目指し、

行政はもとより、酒造メーカー・流通業者・JETROなどが連携して、

日本酒の輸出促進のための様々な取り組みが行われています。

Sakeの海外戦略:1~世界に広がる日本酒、注目のマーケットは?

http://hanjohanjo.jp/article/img/2016/07/05/6138/29347.html

  (さらに…)

品質決定の方法、時期と場所について

2017.09.04/

貿易取引においては商品名だけでなく、商品の品質について明確に定めなければいけません。そこで今回は、貿易契約における品質の決定について、具体的に説明していきます。

 

  • 品質の決定方法(商品の特性によって適切な方法が採用されている)
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    • 見本(sample)によって決定・・・繊維製品や雑貨等加工品に用いられることが多い。見本と引き渡された商品が同一であることが必須。もし両者に違いがあった場合には、解約になることもあるので注意すること。できれば送付した見本の控えは保管しておくこと。そして、売約書には”similar to sample”等の文言を用いておくと安心である。
    • 仕様書(Specification)によって決定・・・写真やカタログなどを用いて仕様書を作成し品質を決定する。大型機械など見本を送付できない商品などに適用。
    • 銘柄、商標(Brand, Trade Mark)によって決定・・・見本を使用せずに、商標やブランドによる。有名ブランドの商品などが該当する。
    • 標準物(Standard)によって決定・・・米や麦などの穀物は天候等の影響で年によって作柄が異なるため、等級で定められた標準物で品質を決定する。もし、標準物と現物とに相違があった場合には代価調整を行う。

商品によっては一級品ばかりを揃えることが困難なものもあると思われる。その場合は予め二級品混入の許容量を決めておき、売約書にその旨を記載しておくとよい。

 

 

 

  • 品質決定の時期と場所

品質保証をどこまで売主が行うのかについては、売買当事者で取り決めてあればそれが優先されるが、取り決めがなければ貿易条件の原則通りとなる。従って、FOBCIFのような船積品質条件(船積時点までの品質を保証)であっても、買主から陸揚品質条件(陸揚時点までの品質保証)を要求され(買主からの注文書に記載されている)、それを売主が承諾すれば売主は陸揚げまでの品質を保証することとなる(特約優先)。

 

  • 検査証明書について

船積品質条件の場合売主は検査機関が発行した検査証明書Inspection Certificateを買主に提供することで品質保証の責任から免れると解されているが実は日本の検査機関が発行するこの証明書は検査済みであるという証明にすぎず必ずしも契約通りの品質を保証しているものではないできれば売約書には”Inspection Certificate by (検査機関の名称) to be final”の文言を入れておくと安心である陸揚品質条件の場合には予めどの検査機関によって検査を受けるのか決めておくことが必要

ハンドキャリーだけではありません! DHLを利用したアメリカ輸出代行サービスの記録

2017.09.02/

今回のコラムではハンドキャリーではなく、国際クーリエ便(DHL)について書いてみようと思います。

 

 

先日、日本のお客さまより「アメリカにある医療機器の貨物をDHLで送りたいのだが、この貨物は弊社では輸出できないと言われて困っている」とのご連絡を受けました。

 

詳細を確認していくと、こちらのお客さまはアメリカに会社を持っておらず、アメリカにいる知人の個人名で輸出をしようとされていたようです。ただ、医療系などの特定貨物は個人の名前で輸出をするのは手続きが複雑化してしまいます。

 

そこで当社のアメリカにある貿易会社を輸出者にして発送することにしました。

アメリカの個人の方と当社アメリカ側で貨物を買い取るような流れにし、輸送はDHL利用しました。

 

本来、DHL利用の場合は輸出通関費用などもすべて込みとなりますが、こういうケースの場合は別途この貨物のために輸出申告をかける必要があります。当社にて業務通関をし輸出許可番号を取得し、その番号をDHLに伝え、無事にアメリカから日本に入ってきました。

 

DHLの輸送費用も当社のコーポレートアカウントを利用することで、通常よりもお安く、そして日本国内ですべて後払い精算が可能となります。

 

当社はハンドキャリーがメインの会社ではありますが、お客さまからの様々なご要望に対応していこうと思っておりますので国際クーリエのサービスも一部行っております。

 

DHL便が使える地域であれば世界どこでも対応できますので、何かありましたらお問い合わせください。

 

 

台湾桃園空港~ベトナムハノイノイバイ空港へのハンドキャリー

2017.09.01/

台湾発ベトナムハノイ向けのハンドキャリーを先日行いました。

    

 

 

お問い合わせが入ったのは19時ごろ、翌日7時のフライトで台湾→ハノイへのハンドキャリーを行うというものでした。

時間にゆとりもあり比較的簡単なハンドキャリーと思われましたが、ひとつ問題が。

 

当社の台北在住の日本人ハンドキャリアーさんが先日ベトナムに行っており、ベトナム出国から30日経っていないためベトナムへフライトできないということが判明しました。ベトナムの出入国管理局の日本人に対するビザルールは頻繁に変わるので今後どうなるかはわかりませんが、ハンドキャリーが発生した時点のルールでは日本人はベトナムにノービザで入国する場合は最後にベトナムを出国してから31日以上あいていないといけません。 (さらに…)

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