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2022.01.01/ハンドキャリー
今回は、タイ(バンコク)向けのハンドキャリー貨物における税関規定についての記事を書きます。
今回はバンコクのスワンナプーム国際空港の規定を参考にしています。
Contents
まずスワンナプーム空港について簡単にご紹介します。
ご存知の通り、バンコクはアジアのハブ空港として24時間稼動している世界でも最大級の空港となります。よって、ハンドキャリーでは使用する頻度の高い空港で、日本からは中東や南アジア、欧州に行く際にトランジットすることが多いです。
チェックインカウンター360ヶ所、トータルで190ヶ所を超える出入国管理ブース(出国 120ヶ所、入国72ヶ所)、エアバス社の最新鋭機A380型機対応の駐機用搭乗口(5基)、など、まさに新時代を予感させる空港です。
出張者の方も、ついでにハンドキャリーで商業貨物を持っていくこともあるかと思いますので、その際はこちらの記事を参考にしていただければと思います。
税務丁は、税関検査台を次のような二種類にわけて対応されています。
業務通関は個人でも可能ですが、書類の準備など専門家でないと複雑なことが多いので、一般的には通関士による代理申告を行います。通関士に依頼する場合には、インボイス・パッキングリスト以外に通関委任状(POA)が必要となります。
申告が必要な場合は、税関カードにその旨を記入して赤色の税関スタッフのところへ行ってください。
以上がタイ、バンコクでのハンドキャリー貨物における旅具通関・業務通関の規定となります。
旅具通関は貨物価格の合計がTHB80,000以内のもの、それを超える場合は業務通関となります。
また、旅具通関でもTHB20,000を超える場合は関税やVAT(増値税)が課税されますので、現地でタイバーツにてお支払いが必要となります。
当社では、タイでの業務通関(輸出入)の対応も可能です。
弊社でハンドキャリーをする場合は5&6については弊社で用意をいたします。
また、タイでは通関委任状が不要な替わりに登記簿および代表の方のパスポートコピーなどを要求されます。
一般的には上記の書類は通関の3日前には必要と言われますが、弊社の場合は当日でも対応ができます。
ただ、初回の依頼については税関への登録などが必要なため平日に書類の提出をお願いしております。
2回目以降は週末でも大丈夫です。
バンコクスワンナプーム国際空港はアジアトップのハブ空港という特徴から、早朝から深夜までフライトがあります。
よって弊社の業務通関サービスも24時間対応できるような体制としております。
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