大阪KIX-ルーマニアOTP緊急ハンドキャリー輸送

緊急ハンドキャリー輸送

2025年3月13日、愛知県の日本企業から緊急の依頼を受け、ルーマニア・クルージュ（CLJ）工場へセンサー部品4箱を翌14日までに届ける必要がありました。納期に間に合わなければ、生産ラインが停止する恐れがあるという深刻な状況でした。この要請を受け、OPTECは最も迅速な手段としてハンドキャリーによる輸送を即時手配しました。また、到着地のOTP空港では緊急通関を実施し、通関から現地工場までの配送までを一貫して対応。

OTP空港に専門通関チーム常駐
OTP空港で1.5時間の緊急通関を実施
お客様のニーズに応じた一体型輸送の実施

本案件のポイント

OTP空港に専門通関チーム常駐

OTP空港には常駐の専属通関チームを配置し、貨物到着前に①書類事前審査、②問題点の洗い出し、③事前申告を確実に実施する体制を構築しています。
OTP空港で1.5時間の緊急通関を実施

OTP空港での輸入通関は、わずか1時間半で完了しました。これは東欧地域における一般的な通関処理時間と比べて約50％の短縮にあたり、現地の通関効率の限界を超える対応となりました。
お客様のニーズに応じた一体型輸送の実施

最短時間での納品を実現するため、国際輸送区間ではハンドキャリーによる航空輸送を選定し、OTP空港での迅速な通関、さらにルーマニア国内では移動に無駄のない接続手配を行いました。OTP到着後は、事前に手配していた国内便に即座に乗り継ぎ、CLJ空港へ向かいました。現地到着後は専用車両で工場まで直送し、全行程をわずか30時間で完了させました。