大阪KIX-中国PVG 
航空機部品の緊急航空輸送

案件内容

大阪KIX-中国PVG 航空機部品の緊急航空輸送

先日、某航空会社の運航便が日本国内でタイヤ不具合が発生しました。スペアタイヤに交換後、同便は日本を出発しましたが破損したタイヤは航空機部品として“仮上陸申告”に基づき通関手続きが必要でした。使用済みタイヤは可能な限り早急に上海へ返送する必要がありましたが、お客様は日本での手続きに不慣れであり、複雑な手続きと短納期に対処するためクロスボーダー返送プロセスを当社にご依頼いただきました。

  • 商品名

    航空機のタイヤ

  • 貨物重量

    336kg

  • 貨物サイズ

    146 × 146 × 99 cm

Key Points of this Project

本案件のポイント

  • 貨物梱包状態の事前確認

    案件確定後、当社は即時に航空会社日本側担当者と連絡を取り、梱包状態、パレット情報、移動可否を確認しました。梱包不備による税関での差戻しにならないよう未然に回避しました。
  • 特殊通関手続き

    本件は“仮上陸申告”に基づく再輸出手続きが必要でした。当社の通関チームは本特殊モデルに関して豊富な実務経験を有しています。事前に関西空港の税関に連絡を取り申告手続きと処理時間について確認することで、明確かつコンプライアンス遵守の手続きを遂行することができました。
  • 専任スタッフによる書面手続き対応

    “仮上陸申告”は紙書類で処理する必要があり電子申請は不可です。
    関西空港の税関は保税エリア内にあり入構許可が必要となるため、当社は資格を有する担当者と連携し税関へ複数回出向きました。全ての紙書類を持参して個別にスタンプ押印手続きを終え、最短時間で効率的に完了するよう尽力しました。
  • 複数倉庫での手続き

    「保管倉庫 → 当社倉庫 → 航空会社倉庫」と商品を輸送する全工程において各ステップの倉庫で“仮上陸申告書”にスタンプ押印と同時に税関に確認印を申請する必要もありました。税関確認後に次工程へ進めるため、返送プロセスは厳格かつ確実に管理されました。
  • 迅速なスペース確保

    複数の関係部署との密な連携により、当社はすべての手続きを当日中に完了し最短の吉祥航空1338便を手配しました。『当日集荷・当日出荷・当日到着』実現し、当社の高いリードタイム管理能力を発揮しました。
  • 透明性のある進捗報告

    お客様は日本不在、かつ日本での手続きにも不慣れでした。当社は進捗状況をリアルタイムに共有し、常に安心してご依頼いただける体制を構築しています。
Case details

貨物追跡

Destination

大阪-上海

Type

航空機部品の緊急航空輸送

  • 集荷 2025.11.07

    10:45 a.m

  • KIX空港到着 2025.11.07

    11:30 a.m

  • 航空会社受託 2025.11.07

    19:00 p.m

  • KIX離陸 2025.11.07

    22:28 p.m

  • PVG空港到着 2025.11.07

    23:25 p.m

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