大阪KIX-ブラジルGRU
緊急航空輸送

案件内容

大阪KIX - ブラジルGRU 緊急航空輸送

海外の物流パートナーからの依頼により、四国地方の機械メーカー工場からブラジル・サンパウロのグアルーリョス(GRU)空港まで、機械部品を緊急輸送するプロジェクトに対応しました。貨物には3メートルを超える長尺パレットが含まれており、金曜日中の集荷と、指定期限内でのブラジル到着が絶対条件でした。

ブラジルは世界で最も輸入通関規制が厳格な国の一つとして知られています。本案件では、長尺貨物特有の積載制限に加え、週末を挟むタイトなスケジュール、さらに荷主工場の週末休業による「書類修正遅延リスク」など、複数の難題が重なっていました。そのため、輸送開始前からの徹底したリスク管理と、工程全体を緻密にコントロールする調整力が不可欠なミッションでした。

  • 商品名

    ボールねじ

  • 貨物重量

    76.1 KG

  • 貨物サイズ

    305x28x32cm/1pc
    34x34x20cm/1pc

Key Points of this Project

本案件のポイント

  • 徹底した事前対策による通関トラブルの回避

    ブラジル向け通関における厳格な書類要件(申告重量と実測重量の完全一致、青色インクによる直筆署名入り原本の随貨提出)を熟知していたため、金曜集荷に伴うリスクを事前に洗い出しました。空港検量で万が一重量差異が出た場合、週末は工場が休みで書類修正が間に合わずフライトを逃す恐れがあります。
    そこで事前にお客様と協議し、署名済みの「予備書類」をご用意いただいた上で、空港の公式計量結果に基づき現地で必要情報を補記できる体制を構築。結果として実測重量に差異はなく、貨物はスムーズに輸出許可を取得し、予定通りのフライトへ接続させることができました。
  • 梱包材質の事前確認による不要な税関照会の防止

    本貨物の外装は高強度の段ボール箱でしたが、外観が木材に酷似していたため、現地で木製梱包材と誤認されるリスクを想定しました。事前に梱包材質の確認を行って写真記録を保管し、海外パートナーとも即座に情報を共有。これにより、燻蒸処理やIPPCマークの対象外であることをあらかじめ明確化し、梱包材質に関する不要な照会や通関上の疑義を未然に防いで遅延リスクを排除しました。
  • 長尺貨物に最適なウイング車両の手配

    3メートル超の長尺貨物であったため、通常車両では安全な積載が困難でした。当社は貨物の寸法と工場側の荷役環境を事前に確認し、側面からフォークリフトでダイレクトに積載できるウイング車を手配しました。これにより、現場での安全かつ効率的な積み込みを実現して貨物のダメージリスクを低減し、後続の航空輸送工程へ安定した状態で引き継ぎました。
  • グローバルネットワークを活用したリードタイムの確保

    当社の強みである航空スペースの確保力を活かし、関西国際空港(KIX)発・ドイツ・ミュンヘン(MUC)経由の緊急優先空輸ルートを確保しました。金曜日の集荷から輸出通関、航空会社への搬入までをハイスピードで進め、2区間の国際線フライトへ滞りなく接続。時差や週末をまたぐ厳しい条件をクリアし、わずか約4日間で地球の裏側のGRU空港へお届け。現地工場の生産スケジュール維持に大きく貢献しました。
Case details

貨物追跡

Destination

大阪-サンパウロ

Type

緊急航空輸送

  • 集荷 2026.06.05

    10:50 a.m

  • KIX空港到着 2026.06.05

    14:10 p.m

  • 輸出許可 2026.06.06

    10:00 a.m

  • 航空会社受託 2026.06.06

    19:00 p.m

  • KIX空港離陸 2026.06.07

    09:30 a.m

  • MUC空港到着 2026.06.07

    16:40 p.m

  • MUC空港離陸 2026.06.08

    12:00 p.m

  • GRU空港到着(納品完了) 2026.06.08

    18:55 p.m

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