ハンドキャリーが必要とされる時

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ハンドキャリーが必要とされる時

2017.02.26/

羽田空港(Wikipedia より)

日本国外へ貨物を運ぶ時、島国である日本からモノを外国へ運ぶには、海上輸送と航空輸送、二つの手段があります。一般に海上輸送より航空輸送の方が早く届けることができるため、急ぎの貨物は航空輸送で発送することが普通です。

しかし、航空輸送にもさまざまな手続きが必要です。検量・検尺の後貨物を管理するためのラベルというものが貼られ、税関へ申告、飛行機搭載のために航空会社が持つ専用のコンテナやパレットへ積みつけ、航空機へ搭載。もちろん到着地では、積みつけられたパレットやコンテナから貨物を取り出す作業も必要となってきます。

しかも、その量が膨大。ケースバイケースでプラスの料金を払えば、その航空機に乗っていた大量の貨物の中から自分の貨物を優先的に取り出すこともできたりしますが、結局出てきた頃には他の貨物と大して変わりない時間だった、なんてことも、ままあります。輸入通関の手続きや送り先への配送トラックに載せたりも必要ですし、そこには様々な作業や書類、人の労力が掛けられているのです。


でも、あなたが旅行に行った時には、出発時の空港で預けたカバンは、待たずにすぐにレーンに流れてきますよね?そう、旅客のバゲージと輸送貨物とは、扱いが違うのです。そこは勿論、高いお金を払って飛行機に乗って下さったお客様優先です。あなたが荷物をレーンから取って、空港からタクシーでホテルに向かう頃、輸送貨物はようやくせっせせっせと飛行機から搬出されている頃でしょう。

そこで活躍してくるのが、ハンドキャリーという方法。明日の朝、この部品が無いと工場のラインが止まってしまう!なんて時に重宝されたりします。工場のラインが止まれば、生産ができない。その損失は莫大なものでしょう。売り手が輸送の手配をした場合、売り手の信用もガタ落ちです。もっと身近なお話をすれば、その工場で働く従業員さんは一日仕事がなくなってしまうワケです。突然一日分の給料が無しになるんです。そんなの本人のせいでもないのに困りますよね!

 

関空の手荷物レーン(日本経済新聞より)

ハンドキャリーはそんな危機的状況を打開する、いわば奥の手、リーサルウェポンです。航空輸送や海上輸送を手配する物流会社などと提携している場合もありますが、もちろん直接ハンドキャリーの会社に連絡を取って依頼をすることもできます。

ハンドキャリーならば、先にお話しした通常の航空貨物輸送と違い、旅客として飛行機に乗ったお客さんの手荷物として扱われるので、いの一番に航空機から搬出され、送り先に届けることができるのです。一人分のバゲージ制限のギリギリまで載せると、はた目には爆買いした旅行客みたいになったりします。送りたい荷物が一人分のバゲージ量より多い場合は、複数人でハンドキャリーする場合もあります。

 

もし今度あなたが旅行に行かれた時、大量のダンボール箱がレーンに流れていたら。それは爆買いでなく、もしかしたら同乗者にハンドキャリーの業者がいたのかもしれませんね。

 

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北米:アメリカ(ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス) メキシコ(メキシコシティー)

ヨーロッパ:イギリス(ロンドン) ドイツ(フランクフルト) フランス(パリ)

アジア:中国(北京、上海、広州、深セン、青島、煙台、大連) 香港 台湾(台北)、韓国(ソウル)、フィリピン(マニラ)、ベトナム(ホーチミン、ハノイ) タイ(バンコク)、マレーシア(クアラルンプール)、シンガポール、インドネシア(ジャカルタ)、カンボジア(プノンペン)、インド(ニューデリー)、

その他:オーストラリア(シドニー)、アラブ首長国連邦(ドバイ)

など


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