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2017.03.21/
中国国内メディアによると、増加しつつける国内旅客・貨物の運搬を保障するため、中国政府は2020年までに地方空港97箇所を増設する計画が明らかになった。
同計画の投資額は625億ドルに及び、すでに国務院に許可された模様。
また、同計画では2010年までに、全計画のうち45箇所が建設される見通し。
関連データによれば、2006年までに全国で147の民用空港が建設されたが、航空インフラ建設が経済発展スピードに追いつかないという。
市場アナリストは、「新規空港稼動後も、熟練した従業員が不足しているため、効率的に利用できないのが現状だ。」と指摘している。
一方、中国民航総局によると、全国13億の人口の82%が、今後、空港の100キロ或いは自動車で90分程度の距離内に住むことを目指しているとの意向を示した。
それに対し、市場アナリストは、辺鄙地域で小型空港を多く建設することは、本当の意味で業界効率の向上になるのか、疑問の声を上げている。
中国北部では夕方以降の国際便は一気に減少するため、ハンドキャリーが難しいのですが、空港増設することで様々な新しい選択肢も増えることと思います。